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えるだま・・・世界の国から

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2008年 03月 27日

どうでもいいこと(4)魚肉ソーセージ

先日スーパーに買い物に行ったとき、ふと魚肉ソーセージが目にとまりました。美味しいとも思わないものですが、なんとなく懐かしくて手にとってしまいました。

家に帰って夕方になると、酒のつまみにでもしようかと、その魚肉ソーセージを取り出してみました。昔のままです。つまり開けにくくい包装といえるでしょうか。昨今の食品はいたれりつくせりですから、簡単に食べられるように工夫されているものです。

レトロの雰囲気を明日ために、わざわざ昔のままの包装にしてあるのかとすら思えてしまいます。魚肉ソーセージの味は、まさに子供の頃に食べたそのものでした。子供の頃、ソーセージと言えば、まさにこの魚肉ソーセージを指していたものです。

魚肉ソーセージを食べながら、その味と匂いから、子供の頃の記憶が甦って来ました。

「ソーセージとハム、どっちが好き?」
「俺はハムだな」
「俺は断然ソーセージ」

ハムが主流のようでしたが、一人の太めの子供は大のソーセージ好きでした。今では、この会話は成立しないでしょうね。ソーセージだっていろいろあるし、ハムだっていろいろあります。質問そのものが意味をなさないのが現代でしょう。でも、当時はソーセージと言えば、魚肉ソーセージだったし、ハムは外側が赤くなったもので、給食などにも登場したものです。そんな時代、みんなのイメージが共通していたんです。

同じような質問に、「紅茶と珈琲、どっちがすき?」なんていうのもありました。子供ですから、本当の紅茶や珈琲の味を知っているとは思えない時期のことです。多分、珈琲の味というのは、森永キャラメルのコーヒー味をイメージしていたのでしょう。紅茶は、飲めたかも知れませんが、ティーバッグなんてあったかなぁ・・・ ましてや、ちゃんと淹れる紅茶なんて、大学生になるまでみたことがありませんでした。

ソーセージ好きの太めの男の子、蕎麦屋の長男ですが、今頃どうしているかなぁ。

by elderman | 2008-03-27 10:54 | えるだまの観察


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