えるだま・・・世界の国から

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2007年 07月 09日

プトラジャヤ

マレイシアでは、よく「なんとかジャヤ」という名前があります。茶屋という感じで、三軒茶屋なんてイメージしてしまいます。プタリンジャヤ、スパンジャヤ、そしてプトラジャヤなどがありますが、今回はそのうちのプトラジャヤの話題です。

10年前には影も形もなかった巨大建築物がたくさん建築されていました。ノルハスニ女史によると米国のワシントンDCを真似て、政府機関を集めたそうです。首都の交通渋滞など混雑を緩和する手段としては大いに歓迎されるものでしょう。広々とした土地にデザインの違う各省庁の建物が建ち並んでいました。

地区の中央に湖があるのですが、全体的に上手くデザインしたのでしょうが、どこを見てもどこかで見たことがあるという雰囲気は否めません。湖に面したところには、シンガポールのビクトリア・ウォークのような散歩道があって、マーライオンを探したくなってしまいます。

モスクは大きいのですが、造りが現代的というか、イランやトルコのものに比べるとどうにも軽く見えてしまいます。案内してくれたノルハスニ女史を見ていても、中央政府が国力を誇示しているかのようなこの地区を誇りに思っているような様子は全然ありませんでした。

プトラジャヤをみて、発展途上国であったマレイシアがここまで来たかという印象は与えてくれましたが、ドバイなどと同様に石油や天然ガスという天然資源による資金だと思うと複雑な気持ちになります。単純に観光でクアラルンプールを訪れた人は、「わー、大きい、きれい」と感じるとは思いますけどね。

ノルハスニ女史の月給について聞くと、1500ドルくらいということでした。40歳の課長としては、日本の半額でしょうか。そして、給料が上がっても物価が上がっているので暮らしが楽になった感じはないそうです。日本と同じような状況だと思いました。”Look East”を提唱したのはマハティール前首相ですが、経済力、インフラなど国力は向上したもののマイナスの部分まで日本の後を追いかけてしまったような気がします。

広々とした場所に計画的に都市計画をした割には、交通渋滞があります。住む人まで移転させる訳にはいかないので、こういう問題が出てしまうのでしょう。そして、地下鉄やモノレールなどが、まだネットワークとして機能していない問題点がありました。車を使わないと不便でしょうがないという状況では大量輸送手段を利用する人の数の増加は望めないでしょう。

(大通り・・・左右に各省庁の建物が並んでいます)
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(建物の一つ・・・イスラム教の雰囲気を大事にしているようです)
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(大きなモスク・・・イランやトルコの重厚なモスクを比較すると軽く見えてしまいます)
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(中央にある湖・・・全体的にシンガポールかドバイという感じです))
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(湖に掛かる橋・・・なんだかイランのエスファハンにある橋を思い出します)
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(売店の様子・・・マレイシア料理は全体的に質素です)
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by elderman | 2007-07-09 04:03 | えるだまの観察


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