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2006年 07月 06日

イランの思い出(25)植物の勉強2

植物の勉強を急に始めようとしても、独力ではあまりにも困難です。科の分類すら馴染みがないし、花の色で調べても探しているものと同じ花にたどり着くのは運でしかありません。そうなると、身近にいる人で植物に詳しい人が貴重です。ラッキーだったのは、私のカウンターパート(仕事を一緒にする人)が植物に強いということでした。最初の基本的な知識は彼から教えてもらいました。

(カウンターパートと秘書のアツーサ)
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秘書のアツーサは植物の名前が掲載されている辞書を持って通訳に懸命です。カウンターパートはペルシャ語で名前を教えてくれますから、翻訳しないことには分かりません。カウンターパートに本格的な自然公園を案内してもらったこともいい思い出です。

(ラール自然公園にて)
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ラール自然公園は、テヘランにある国立公園の比ではありません。標高が3000mもあるためさまざまな高山植物などを楽しむことができます。未だに名前の分からない高山植物の写真がたくさん残ってます。イランで買った巨大な植物図鑑(4万種以上掲載)を見て名前を探したいと思っています。

(ナーセリーにて)
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職場の近くにあるナーセリー(園芸植物の養生所)にも研究者がいたので、花の名前を教えてもらいました。研究者は学名を知っているので助かりました。こちらのナーセリーではテヘラン市内にある公園に園芸植物を供給していました。残念ながら2004年にこの施設は廃止されてしまいました。

(メラット公園にて)
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植物学を専攻した女性にも教えてもらうことができました。写真は、彼女とアツーサとでメラット公園に行ったときのものです。やはり本物を見ながら勉強することが大事ですね。

私の職場は3年後に本庁に移りましたが、本庁には植物学のPhDの女性がいて、イランにある植物ならすべて分かるという方でした。植物の名前が分からないものの写真を見てもらうために、自分のPCを持参して教えてもらいました。

お世話になったので、私は標本植物を分類するためのプログラムを作ってあげました。これまで彼女の部下が手作業で分類していたのですが、プログラムではボタン一つであとは自動で分類をしてしまいます。いくら専門の人でも1000種類もある分類表から探し出すという作業は大変です。少しだけお返しができたことは嬉しかったものです。
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by elderman | 2006-07-06 11:43


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