えるだま・・・世界の国から

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2006年 06月 27日

イランの思い出(16)ホームパーティ

イランの生活に慣れて来た頃、身近なイラン人たちを呼んでホームパーティをやりました。集まったイラン人をみて驚いたことは、職場では着用しないネクタイをして来ていることでした。ホームパーティなら、普段着でいいのにと思ったのですが、話を聞くと、彼らはどうやらネクタイをしてお洒落を楽しみたいようなのです。禁止されていると、逆に着けたくなるものなのだと思いました。

招待客は、職場のイラン人二人、秘書、運転手とその妹、給仕をしているのはディーンです。食事のメインは、養殖の鱒です。妹を除いて全員がアルコールを嗜みます。テーブルの上には、日本酒とワイン、ウイスキーが見えています。

食事が終わると、リビングで水煙草をやりました。もちろん、みんなで回しのみです。水煙草は、煙を水の中を通すため、かなり軽いものですが、使う煙草によっても違います。品質の悪いものだと、かなりいがらっぽくて喉に来ます。良質なものは煙草臭がなく、添加されている香料の匂いだけがします。アップル、ミント、ピーチなどが一般的でしょうか。

音楽を流すと、やがて若い人たちが踊りだしました。飲んでハイになると踊りたくなるというのは、どこの国でも同じようです。日本人は歌いたくなるのかな。イランのダンスは、写真では阿波踊りのように見えますが、実際の雰囲気はかなり違います。独特の手の動きが面白かったです。

イランというと女性が黒いスカーフを被り、ダンスなんてやりそうもないように思われるでしょうが、今回紹介したものは決して特別なものではありません。イラン人のホームパーティも同じようにやられているはずです。私のところと違うのは、パーティの時間でしょう。イラン人の食事は夜の10時頃だし、パーティは深夜から早朝まで続きます。

週末になると、アパートのどこかでパーティをやっていて深夜の2時頃までは、音楽が聴こえていました。イスラム教で国を治めるという現在のイランですから、その窮屈さの鬱憤をホームパーティで晴らしているように感じました。どこの国でも若者はエネルギーを持て余しているのでしょうけどね。

(ディナー)
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(水煙草)
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(ダンス)
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by elderman | 2006-06-27 09:38


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