えるだま・・・世界の国から

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2006年 04月 22日

浦島太郎の雑記(3)マナー

帰国して気がつくのは、日本人のマナーの悪さとマナーに対しての厳しさです。一番不思議なことは、前にも書いたことがありますが、電車の中の携帯電話です。私は、そもそも携帯電話を使っていないのでもっぱら観察者です。電車の中での携帯電話の使用が迷惑ということについては分かるような気がしますが、どうして人間同士の会話はよくて、電話を通すと迷惑行為になるのか、この点は釈然としません。

航空会社のエミレーツでは、客席から直接電話ができるようなサービスが提供されています。日本流で言えば迷惑行為になるサービスを提供していることになってしまいますね。ベネルクス三国を旅行しましたが、電車の中で人々は携帯電話を普通に使用していました。もちろん大声で話をするというようなことはしていませんでしたけどね。

飛行機が離陸、着陸するときに携帯電話の電源を切るという行為は、既に世界的に実行されています。ほぼ100%実行されているのではないかと思います。電車なら墜落の恐れはないから電源を切ったりはしないのかな。そう言えば、今回の帰国後、電車に乗って観察していると、親指でピコピコやっている人たちが減ったような気がしています。電車に乗ったら携帯電話を使用しないというコンセンサスが確立されつつあるのでしょうか。

タバコやゴミのポイ捨てについても日本では相当やかましいですね。私はそういう行為そのものよりも、そういうマナー違反について厳しい目が向けられることが気になります。ヨーロッパでは最近、タバコのポイ捨てに対して関心が高まっているようですが、全体的にはまだまだです。一見きれいに見える石畳ですが、そこにはいっぱいタバコの吸殻が捨てられています。

米国では州ごと禁煙にしてしまおうなんて話がありますが、日本でも屋外での喫煙ができない場所が次々に出現していますね。先進国であるベネルクス三国では、レストランの中でも自由に喫煙できました。イランでは、地下にあるレストランでも喫煙できます。もっともヨーロッパでは、タバコは大変高価なので喫煙者は高額納税者というステータスがあるのかも知れません。(笑)

米国の禁煙運動は大変活発ですが、米国というのは世界一のタバコ輸出国じゃないのかなぁ。ま、米国というのは、世界警察のような顔をしながら武器を売っているという国ですから、この点についてはなんの矛盾も感じないのでしょうけどねぇ。

話があちこちに逸れていますが、今回のテーマは、日本では個人個人の自覚でなく、みんなで監視し合うという習慣ができているということです。他人がゴミのポイ捨てをしていると、それを目撃した人がストレスを持ってしまう、「注意してやろうかしら」、「あんなことをする人の気が知れない」、などなど。他人の行為で自分自身のストレスを高めているというのもなんかおかしい気がします。

「他山の石」や「他人の振り見て我が振りなおせ」なんてありますが、他人に対して意見を言ったりするという意味はないでしょう。そうでもしなければならないほど、日本人の個人個人の自覚の程度が低くなったのでしょうかねぇ。
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by elderman | 2006-04-22 06:58


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