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えるだま・・・世界の国から

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2006年 01月 23日

デンマーク(1)到着

この北欧旅行はまったくの気まぐれ旅行でした。本当はスリランカに行ってみたかったのですが、諸般の事情で断念。ならば、まだ行ったことのない北欧に行ってみようという気分で1週間の旅行を決めたのでした。2003年8月のことでした。

したがって、ほとんど下調べもなしです。イランにいますから「地球の歩き方」も手に入りません。行ってみれば何とかなるだろうという気持ちと、リフレッシュのための休暇なんだから行き当たりばったりの旅行もいいんじゃないか、そんな気持ちでした。

そもそも私がデンマークについて知っていることと言えば、お城の国、ビールのカールスバーグ、風力発電、美味しいチーズ、人魚の像、アンデルセンくらいのものでした。インターネットでいろいろ調べましたが、いかにもにわか勉強というところです。本当に何も知らないで訪問したりしたらその国に失礼ですから、最低限の知識は入れておかないといけませんね。

コペンハーゲンに着いたのは朝の9時半でした。イランを出たのが午前3時でしたから、フランクフルトでの乗り換え時間を入れても7時間程度かかっただけです。空港で待ち合わせをしていた次男は、昨晩のうちに日本を発ち、既に到着していました。

これからえるだま親子の北欧旅行が始まりました。飛行場から予約してあったアスコット・ホテルに向かい、早速チェックインしました。街並みの様子は重厚の一言でしょうか、石造りの建築物ばかりです。ヨーロッパの歴史を感じます。夏だったからでしょうか、暗いという感じはしませんでした。

【デンマークの概要】

面積は九州と同程度、人口約537万人、首都コペンハーゲン、人種北方ゲルマン民族、言語デンマーク語、宗教福音ルーテル教、政体立憲君主制。

主要産業は酪農畜産業、化学工業、食品加工業、造船。風力発電も有名。国民一人当たりGDPは30,100ドル。通貨クローネ。主要貿易相手国は独、スウェーデン、英、米、オランダ

【著名人】
・ H.C.アンデルセン(童話作家)
・ セーレン・キルケゴール(ニーチェと並ぶ実存主義の祖であり、個人主義を訴えた哲学者)
・ ベアテル・ト-ヴァルセン(彫刻家)
・ ニ-ルス・ボーア(ノーベル賞を受けた核物理学の大家)
・ N.E.バンクミケルセン(ノーマライゼーションの思想を提唱した福祉家)

【歴史】
北欧3国(フィンランドを除く)は北ゲルマン族(ノルマン人)を共通の祖とする。ノルマン人とはいわゆる海賊として有名な「バイキング」で、10世紀前後には歴史上有名な「ノルマン人の大移動」を行い、イギリスやロシア、遠くはイタリアのシチリア島などに国を建てました。デンマークは9世紀前半に建国され、1380年から1814年までノルウェーはデンマークに属し、スウェーデンも一時期支配下に入るなど広大な領土を誇った時代もあった。ユトランド半島の付け根にあるシュレスヴィヒ、ホルスタイン地方もドイツに奪われる1864年まで領土だった。

(アスコット・ホテルからの眺め)
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(コペンハーゲンの街並み)
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by elderman | 2006-01-23 15:09


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