えるだま・・・世界の国から

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2005年 10月 13日

タイ料理(2)トムヤムクン

世界の三大スープの一つとも言われている有名なタイのスープ、トムヤムクンの番です。日本人がこのメニューをタイのレストランで発音しても通じない可能性があります。日本人を多く迎えているレストランなら通じるでしょうけどね。これもタイ語の単語ごとの抑揚の問題で、特に最後の部分のクンの発音が気になるところです。

トムヤムはスープの種類のことですが、クンは「海老」のことで、上昇して下降する抑揚を持つので、「クーン」と書いた方がいいかも知れません。

トムヤム・スープはタイだけではありません。マレイシアでも普通に食することができます。クーンはタイ語なので違った呼び名のはずですが、マレイシアではトムヤム・ミックスというのをよく注文したものです。

トムヤムクンに話を戻しますが、レストランによってかなり味は違うものです。まず、大きく二種類に分けることができると思いますが、ココナツの入っているものと入っていないものです。ココナツ入りは辛さが抑えられ、スープがやや白濁して、トロンとしたこってり味になります。すっきり辛いものが好きな方はココナツ入りでない方がいいでしょう。あとはお店による味付けでしょうか。

5星ホテルのトムヤムクンの味は、辛い味が苦手な欧米人に合わせて調整してあるので気の抜けたワサビのような感じですが、タイ人の行くレストランのトムヤムクンは非常に辛くて酸っぱいものです。私が辛いものを好きだと知っているタイ人でも、私のためにお店の人に辛さを抑えてと注文をつけてくれています。

トムヤムクンに使う海老は川海老が本当だとタイ人の友人が教えてくれました。川海老は海のものより臭いが少ないのでトムヤム味との相性がいいのかも知れません。10cmくらいの川海老が使われますが、その殻は海の海老より薄めで半透明なくらいです。

トムヤムクンの酸味はトマトとレモングラスから来ているようです。辛さは当然唐辛子ですね。最近はトムヤムクンに含まれる成分が健康にいいと言われているようですが、本当に抗癌性があるのかどうか私には分かりません。

ということで、トムヤムクンを初めて召し上がるとしたら、一流ホテルのレストランでどうぞ。辛さも酸味もしっかり抑えられているので、ちょっと気の抜けたトムヤムクンですがなにしろ安全ですからね。気に入りそうでしたら、次に本当のタイのレストランで辛さを抑えてもらって食べるというのがいいと思います。

タイ語で辛いは「ペッド」と言います。最後の「ド」は「D」だけで、しかも飲み込む感じです。タイ人がよく言う台詞に「マイ・ペッド・マイ・アロイ」というのがありますが、「辛くないものは美味しくない」という意味です。タイ人にとっては辛さというのが殊更重要なようです。
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by elderman | 2005-10-13 15:49


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