えるだま・・・世界の国から

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2005年 09月 28日

日本人の特殊性(26):言葉の短縮

日本人ほど言葉を短縮する人たちって他の国ではあまりみかけないですね。セクハラ(セクシャル・ハラスメント)、リストラ(リストラクチャリング)、ボディコン(ボディ・コンシャス)、ロリコン(ロリータ・コンプレックス)、チョベリグ(超ベリーグッド)、あけおめ(明けましておめでとうございます。)、パソコン(パーソナル・コンピュータ)・・・などなど。あっ、私も「エルダーマン」を短くして「えるだま」にしていました・・・(汗)

もともと漢字の長い固有名詞はどんどん短縮して使っているので、この辺りから短縮への抵抗がなくなったのでしょうか。東関道(東関東自動車道路)、環八(環状八号線)、圏央道(首都圏中央道路)・・・などなど。鉄道の路線も都市の名前から作っていますね。京成電鉄(東京ー成田)、埼京線(埼玉ー東京)、東横線(東京ー横浜)・・・などなど。

それから長嶋元監督じゃないけど、日本語で話をしているのにやたらと英単語が混じる人。英単語というよりも、カタカナ外来語ですね。非常に軽薄に響いて来ます。「よくリサーチをして、そのリザルトをイフェクティブに活用しないといけない。」・・・「よく調査して、その結果を有効に活用しないといけない。」でいいんですけどねぇ。

国際的にも、長い英語の熟語をイニシャルにしてしまうことはよくあります。TORとかC/Pってのは一般の人には分からないイニシャルでしょう。世界的にもイニシャルでの省略はかなり多く見かけられます。国際連合をユナイテッド・ネイションと言う人はほとんどなく、みんなUN(ユーエヌ)ですし、ユーロピアン・ユニオンはEU(イーユー)として定着しています。

また、完全に日本語になっている英語も多くありますね。これらは日本語に置き換えたら却って変です。コンピュータを電子計算機という人はまずいないでしょう。ウインドウズを窓って言う人や今でもCDをコンパクトディスクって呼んでいる人っているのかなぁ。エクセルを表計算ソフトって呼んでも面白そうですね。メディア・プレーヤーなんて日本語にできないかも・・・ 媒体演奏機かな。

という訳で、日本語が相当乱れて来ているというのに、さらに意図的に一層乱している若者たち、なんとも困ったものです。若者言葉は仲間言葉として連帯感を表現するのに使用されているそうですが、コミュニケーションを阻害するということを意図的にやるのですから、どうにも逆行、反動としか受け止められないですね。この傾向は日本だけだと思います。

日本語の語尾の変化については前に検討したことがありますが、非常に豊富なことに驚きました。それだけニュアンスに拘る国民性ということができるかも知れません。方言もかなり語尾に出ているようなので、語幹を保ちながら地方に合う形で定着したのかも知れません。

英語でも実は言葉使いはかなり乱れているように思われます。古い映画をみると綺麗な英語の台詞が聞こえて来てほっとしたりします。本当らしさを追求するあまり、俗語での会話が氾濫して来たのでしょうか。テンポも速く、乱暴な表現も増えましたね、そういう時代なのでしょうか。どんな台詞の中にも「ファック」とか「ファッキン」とか入っていた映画を見たことがありますが、あれはどうにかならないものでしょうかね、もちろんマフィアの話でしたが・・・・

日本語にはその上、隠語もあります。業界用語ともいいましょうか。知らないとさっぱり分からない言葉ですね。寿司屋の業界用語が元祖なのでしょうか。「がり」、「しゃり」、「げそ」、「あがり」、「むらさき」などですね。

言語は文化そのものですから、日本人の特殊性とは言い切れませんが、日本語はもともと難しい言語だと思われるのに、これだけ乱れたら日本語を勉強したい外国人が困りそうです。実際、彼らの方が正しくて丁寧な表現を使いますね。親しみを込めて日常的な表現で答えると通じなかったりして、こちらが恥ずかしくなったりすることがあります。

それにしても語学をやると、どうして最初に「私は○○です。○○から来ました。」なんて覚えるのでしょうかね。こんなことを聞かれたことは未だにありません。ましてや、「これはペンです。」なんてまったく無意味ですね。
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by elderman | 2005-09-28 08:20 | えるだま雑記【案内画面】


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