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タグ:言葉の意味と語源 ( 22 ) タグの人気記事


2007年 12月 25日

言葉シリーズ(21)ジャージ

先日、次男がウインドブレーカーのようなものをジャージと呼んでいたので少し気になりました。という訳で、そもそも、ジャージってどういう意味か調べてみたくなりました。

いわゆる、ジャージというのは、①軽くて伸縮性のある厚地のメリヤス生地。また、その製品、という説明が広辞苑にありました。②乳牛の一品種、というのもありますが、まぁ、これは別な話ということで。

①②とも、”jersey”と英語では書くそうですから、発音は、「ジャーズィ」ということになりますね。語源が英語だからと、カタカナでジャージと発音しても通じないかも知れません。

もともとは、セーターのようなものを指しているようですから、厳密に言えば、ジョギングで使う安い化繊のものはちょっと違うものかも知れません。
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by elderman | 2007-12-25 19:30 | えるだまの観察 | Comments(4)
2007年 10月 10日

言葉シリーズ(20)コッペパン

コッペパンというのは、小学校時代の給食を思い出させる言葉ですが、まだ死語ではないようです。Wikipediaでは、次のように説明されています。

☆コッペパン(koppe Pão)とは、日本で生まれた紡錘形で底の平たいパンをさす和製外来語。名前の由来はフランスパンの一種「クーペ」から来ているとされる。やわらかいパンで、そのままか、厚みを半分に切ってつぶあんやマーガリン、ジャムを塗ったりおかずをはさんだりして食べる。牛乳に浸して食べることもある。特にコロッケや焼きそば、スパゲティといった具材を挟む惣菜パンは、サンドイッチの一種であり、昼食のメニューとして今も昔も人気の品といえる。

フランスパンのクーペというのは、同じWikipediaで次のように説明されています。

☆フランスパンの一種。大きさ約20cmの紡錘形でフランスパンとしては小型の部類に入る。焼成前にナイフで一本の長い切れ目(クープ)を入れるためにこの名がある。

別な語源を説明しているものもありました。「山形」という意味のドイツ語「Koppe」から由来しているというものです。こちらは、後付の語源のような気もしますが、どうなんでしょうね。

ところで、コッペパンが懐かしくて近くのスーパーで買ってみたのですが、私の記憶より小さく感じました。小学校の頃のイメージですから、当時は体が小さかったので大きく見えたのかも知れません。

因みに、南米のサンドイッチでは、コッペパンに似たようなパンが使われることがありますが、テイストはフランスパンじゃなかったので、コッペパンの一種かも知れません。パンの呼び名は聞かなかったので分かりませんが、サンドイッチ用のパンといわれてしまうかも知れません。
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by elderman | 2007-10-10 12:33 | えるだまの観察 | Comments(2)
2007年 04月 11日

言葉シリーズ(19)牛耳る

なんとなく意味が分かっているけど語源を知らないで使っている言葉って結構ありますねぇ。「牛耳る」というのもその一つでしょうか。広辞苑では、「首領となって、ある人または組織を意のままに操縦する。」と説明されています。

ところが、どうして「牛耳る」って牛の耳なのでしょうねぇ。語源を調べると、「牛耳をとる」というものから転じたようです。中国の戦国時代、諸侯が盟約する時、盟主が牛の耳を裂いてその血をすすって誓いを立てたという故事から出たものといいます。(出典:語源の楽しみ、岩淵悦太郎著)

ですから、「牛耳をとる」というのは同盟の盟首となること、党派などの首領となることを意味していた訳です。それが転じて、言葉の響きが悪いせいか、もっぱら悪い意味で「牛耳る」が使われるようになったようです。
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by elderman | 2007-04-11 14:25 | えるだまの観察 | Comments(25)
2007年 04月 06日

言葉シリーズ(18)ベランダ、テラス、バルコニー

日本人は、カーペットと絨毯とではやや意味が違うようにカタカナと漢字で使い分けをするのが得意なようです。国内では共通の認識が持てますが、外国でそのまま使うと意味が違うということがあると思います。

住宅用語も相当和製英語というものが多いようで、流行のリフォームという言葉も和製英語だそうです。私が、白いテラスと呼んでいる部分、呼び名として正しいのでしょうかねぇ。

1.ベランダ
(住宅用語集)
ベランダとは、建物の外まわりに突き出た庇のある長い廊下状のスペースのこと。住戸の外壁から外にせり出してつくったスペースのこと。基本的に、二・三階など上階から張り出していて、手すりや壁がある床がバルコニー。これに対し、屋根やパーゴラが付いた台が、一階であってもベランダと呼ばれる。
(英語)
建物の一階側面から張り出した屋根付きの縁。

2.テラス
(住宅用語集)
テラスとは、リビングやダイニングから直接出入りできるようにした、庭先に向いた広めの屋根のない屋外フロアのこと。
(英語)
庭に張り出した通例屋根なしの舗装された空間。

3.バルコニー
(住宅用語集)
バルコニーとは、建物の外壁から張り出し、室内の延長として人が出入りできるスペースのこと。一般的に、二階以上の住戸の外壁から、外にせり出してつくった屋根のない手すり付きの露台のこと。
(英語)
西洋建築で、室外で張り出して作った、屋根のない手すり付きの台。露台。

ということで、私が日曜大工で作ったものは、日本では白いテラスと呼んで間違いではないようですが、英語ではベランダと呼ぶ方が適切かも知れません。なお、純和風の建築だったら、濡れ縁と呼びますね。
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by elderman | 2007-04-06 08:17 | えるだまの観察 | Comments(8)
2007年 03月 29日

言葉シリーズ(17)ゆすら

「桜桃」と書いてどうして「ゆすらうめ」と読むのでしょうか。「ゆすら」とも呼ぶそうですが、「桜桃」ではとても読めそうもありません。当て字なのでしょう。

語源を調べると、朝鮮語の「移徒楽」(いさら)がなまって「ゆすら」になったという説明をみかけました。「桜桃」は「おうとう」とも読めますが、これだと「さくらんぼ」の別名の「桜桃」を指してしまうようです。

「山桜桃」と書いて「ゆすら」と読ませるものもあるようです。日本酒の銘柄にあるという記事をみかけました。また、「桜雨」と書いて「ゆすらあめ」というものもみかけました。これは造語かも知れません。

サイトの中では、「ゆすら」とは「実を採るために枝を揺する、揺らすから」というような説もありました。

なお、「梅桃」と書いて「ゆすらうめ」と読ませているケースもありました。もともと当て字のようなので、どう当ててもいいのかも知れません。
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by elderman | 2007-03-29 07:54 | えるだまの観察 | Comments(0)
2007年 03月 23日

言葉シリーズ(16)あこぎ

「あこぎなことをいう」なんて使いますが、この「あこぎ」ってなんでしょうね。漢字では「阿漕」と書きます。これはもともとは地名で「阿漕ケ浦」の略なのだそうです。現在の三重県の津市の海浜一帯のことだそうです。

「逢うことを阿漕の島に引く網のたびかさならば人も知りなむ」という歌が語源だというのですから調べてみないと分からないものです。

この歌から「阿漕」というのが、「同じことがたびかさなる」ことに用い、さらに転じて、「際限なくむさぼること」、「あつかましいさま」、「ひどく扱うさま」の意味で使われるようになったといいます。
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by elderman | 2007-03-23 09:55 | えるだまの観察 | Comments(4)
2007年 03月 22日

言葉シリーズ(15)沽券

「こけんにかかわる」という表現、なんとなく「面目・体面にさしさわりがある」という意味は分かりますが、この「こけん」というのは一体なんでしょうね。「沽券」と書きますから、何かの書き物のように思えます。

沽券とは一般的には、土地・家屋など の財産売買の際に売り主から買い主に与える売り渡し証文の事で、江戸では町屋敷売買証文を指したそうです。当時、町の構成員として認めらているのは、税金を金銭で納める町屋敷の所有者だったそうです。

つまり沽券とは、町人の身分を象徴する物、家を所有しているというステータスだったといいます。ここから、「沽券にかかわる」と言う言葉が生まれたそうです。こんなところから出た表現だったんですねぇ。
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by elderman | 2007-03-22 17:01 | えるだまの観察 | Comments(0)
2007年 03月 12日

言葉シリーズ(14)ねこばば

「ねこばば」という表現、面白そうですね。漢字で書くと語源がなんとなく分かって来ます。「ねこばば」って猫糞って書くんですね。広辞苑では、「悪行を隠して知らん顔をすること。落し物などを拾ってそのまま自分のものにしてしまうこと。」とあります。

私は、後者の意味で「ねこばば」という表現を使いますが、前者の意味もあるようです。語源としては、猫が脱糞後、脚で土砂をかけて糞を隠すことからということのようです。

因みに、「かまとと」というのは、「かまぼこをこれはととかと聞くような世俗に通じないおぼこな様子をしてみせること」というのを短縮した表現のようです。漢字で書くと、「蒲魚」と書きます。分かっているくせに分からないふりをすること、何も知らないような上品ぶり、面白い表現ですね。
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by elderman | 2007-03-12 14:51 | えるだまの観察 | Comments(7)
2007年 03月 11日

言葉シリーズ(13)めかす

「めかす」という言葉、なんだか面白そうです。広辞苑では、「身なりをかざりたてる。体裁を飾る。しゃれる。」とあります。

語源は、どうやら「色めかす」ということのようです。全部までは言わないという日本人の文化でしょうか、語尾だけが残って新しい表現になったようです。

似たものでは、「ぶる」というのがありますね。「えらぶる」、「金持ちぶる」、「知ったかぶる」などの接尾語だけが独立したものでしょう。
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by elderman | 2007-03-11 09:52 | えるだまの観察 | Comments(6)
2007年 02月 25日

言葉シリーズ(12)辻褄

なんとなく使っている言葉でも、その言葉本来の意味が分からないものってありますね。今回は、「辻褄」ですが、「辻褄が合わない」という言い方はよく使われるものと思います。

広辞苑では、(「辻褄」とは「辻」は道があい、「褄」は左右があうものであるからいう。また、辻も褄も裁縫用語という)あうべきところがあうはずの物事の道理。始めと終り。筋道。とあります。

ところが、この「つじつま」の語源には異説があるようです。「平仄」と書いて「つじつま」と読むのだそうです。平仄は漢字の平声と仄声のこと。仄声は上声・去声・入声のことである。漢詩では平仄を合わせるのが大切。ところが、その平仄が整わないということから、転じて話の前後の脈絡がない、一貫していないことなどをいう。と、毎日新聞社発行岩淵悦太郎著の「語源のたのしみ(一)」に出ていました。

私としては、後者の説を採用したいところですが、当用漢字にないせいでしょうか、文字変換では「辻褄」になってしまいます。
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by elderman | 2007-02-25 06:10 | えるだまの観察 | Comments(0)