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2007年 06月 25日

タイを好きにさせてくれた人

私はラッキーだったと思っています。初めてタイに派遣されたとき、タイ人女性が積極的にタイ国を外からでなく、中から案内してくれたからです。そのとき、私が滞在したのは100日間でした。この3か月強は、忘れられない思い出になっています。そして、タイに対して好感を抱き続けている理由だと思います。

その彼女、今は日本人と結婚して東京周辺に住んでいます。私が、タイが好きで田舎で生活しているのとは好対照ですね。彼女にとって日本人のイメージが良かったのか、求婚者が良かったのか、両方かな。日本に行って生活してみて、どうなのか聞いてみたいところです。

当時の私は、東南アジアをほとんど知りませんでしたから、文化・習慣の違いで驚きの連続でした。彼女はほとんど毎週末、私をあちこちに案内してくれました。家族にもお会いして、家族ぐるみのお付き合いもさせていただきました。最後に会ったのは、彼女が出産でタイに帰国していたときだったかなぁ。もう赤ちゃんが産まれていましたけどね。

写真に写っているもう一人のタイ人女性も、日本人と結婚して日本に住んでいます。二人は親友ですから、二人で日本人と結婚するなんて夢でも持っていたのでしょうか。そして、それは果たしましたが、今の日本で幸せになれたのかな。外国人、特に東南アジア人に対して冷たい日本人ですが、彼女たち二人とも美人ですから、嫌な思いはしていないことと思います。

バンコクに再び派遣されたとき、その彼女のところへ電話したことがあります。幸運なことに、彼女は出産のためにタイに帰国している最中でした。前回私がタイにいたとき、彼女は英語で会話をしていたのに、今度は日本語で話をするので不思議な感じがしました。当時彼女は全然日本語がしゃべれなかったのですが、ずい分上手になっていました。

私の初めてのタイ体験、小説の形で残してあります。小説ですから、事実とは違いますが、カルチャーショックのようなことについては、私が当時感じたことを記述しています。興味とお時間のある方は、是非お読みくださいね。タイトルは「天使の都」です。ブログの右側にあるカテゴリに「えるだま小説」というのがあります。そこをクリックしていただければ、「天使の都」というタイトルがみつかると思います。
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by elderman | 2007-06-25 00:01 | 日々の雑感 | Comments(8)
2007年 06月 24日

タイの気温について

熱帯の国タイですが、私のいるところは海に近いということもあり、気温そのものはそれほど高いものではありません。好天、無風で37度くらいになることがあるかも知れませんが、いつもという訳ではありません。熱帯夜(25度以上)のこともありますが、午前中はだいたい30度以下だと思います。

普通の状態ですと、深夜にエアコンを切り、朝の涼しさを味わい、お昼過ぎからエアコンを使い始め、夕方から夜は日中の余熱でしばらくは暑い状態が続きます。終日雨という日もあり、こういう日には気温は30度には達しません。こういう日は気温自体が低いので、エアコンは必要ありません。

気温と緯度の関係でいうと、赤道に近いタイの気温はそれほど高くなく、むしろ高いのはもうちょっと高緯度地方の乾燥したところになります。40度以上、50度にも達するというのは、そういう場所で、インド、パキスタン、イラン、イラクという国々でしょうか。東南アジアの国で40度に達するというような気温はまずないと思います。内陸部で乾燥したところだと達する可能性はありますけどね。

要するに最高気温は、赤道に近いか遠いかという緯度の問題というよりも、土地が乾燥しているかどうかということに関係します。そして、海に近いところではそれほど気温が上がらないとしたものです。海水は熱帯地方でもせいぜい25度くらいでしょう。

ところが、これにも例外があります。海に近いのに50度くらいの最高気温を示すところ。私の知っている限りでは、夏のドバイがそうですね。ドバイはペルシャ湾に面していますが、背後に砂漠があるので、そこからの熱気がすごく、そして海が近いので湿度も高いという最悪条件を持っています。

ドバイ観光は最近人気ですが、くれぐれも夏休みを利用して行こうなんてプランは立てないでくださいね。その頃ドバイはシーズンオフなのでホテルなどの宿泊料金は40%オフになりますが、それにはそれだけの理由があるというものです。

イランに滞在していた頃、バンコクで1か月の休暇を過ごしたことがありましたが、夏のイランに比べて気温が低いのに、汗がひかないということに奇妙な違和感を持ったものです。35度でも、イランのように乾燥していると、それほど暑いとは感じないもので、実際汗はみられません。ただし、汗はかいているので水分の補給には努めないといけませんけどね。

イランの夏の気温が40度近いというと、イランという国が暑い国だと誤解されそうですが、テヘランの緯度は東京と同じであり、標高は1500m程度あります。ですから、イランの冬には雪が降ります。砂漠性気候ということを知っていれば、誤解は起きないと思います。

熱帯雨林の気候を高温多湿といいますが、気温自体はそれほど高くないということを説明しておきたいと思いました。
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by elderman | 2007-06-24 10:00 | えるだまの観察 | Comments(10)
2007年 06月 24日

馴染みのレストラン

私の滞在しているタイの田舎にある唯一のレストランです。
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私の好きなテーブルは一番奥の厨房に近いところ
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こちらは、古い方で食堂という感じです。
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厨房、男の子は彼女の子供ではありません。ミャンマーから来ているそうです。
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料理は、彼女が一人で奮闘して用意しています。
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レストランを経営している家には、たくさんの犬がいて、猫も一匹、スーア(虎)ちゃん、妊娠中です。
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(追伸)
今日、このレストランに行って、このレストランを写真入りで日本のみなさんに紹介したら、感じがよくて、清潔でとても好評だったとグッドさんに伝えました。彼女喜んでいましたよ。そして、お店をきれいにしたりするのは、彼女が全部やっているって言っていました。

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by elderman | 2007-06-24 00:13 | 日々の雑感 | Comments(16)
2007年 06月 23日

ロンコン(センダン科)

ロンコン、実は私にとっては二回目になります。以前、マレイシアに滞在していたときに食べたことがあり、味は忘れてしまいましたが、果実の皮に独特の粘りがあったのでそのことは覚えていました。何で洗っても落ちないしつこさでした。

当時の名称は忘れてしまいましたが、多分「ランサート」という名前だったのではないかと思います。今回紹介する「ロンコン」はその変種だそうです。学名は、”Lansium domesticum”といいます。ベタベタする皮には変わりはありませんが、マレイシアで食べたものに比べて程度は軽いようです。水で洗っても、洗剤をつけてもなかなか落ちてくれません。

食べ方は簡単です。外皮が柔らかいので、爪で簡単に引き裂くことができます。種はあるようですが、ほとんど気になりません。これから種が成長するのでしょうか、たまに硬くなった種があったりします。中身は、6分割くらいに分かれています。私は面倒だから、一個そのまま口に放り込んでしまいますけどね。

さて、肝心の中身の味ですが、わずかな酸味と上品な甘さがあります。この果物は、今回の大発見です。日本人だったら、誰もが美味しいと絶賛することと思います。変な香りはありません。熱帯果物の女王「マンゴスチン」といい勝負じゃないかなぁと思うほどです。個人的には、味の上品さではこちらが勝っているような気がします。
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(注)このロンコン、ランサートの改良種のようで、変なお店で買うと、ランサートと混ぜられているなんて話がありました。タイでも、本物を手に入れるのは難しいかも知れません。産地は、タイ南部だそうです。マレイシアのはどこまで改良されているのか分からないので、今度KLに行ったら調べて来ますね。
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by elderman | 2007-06-23 17:53 | 花と樹木(熱帯) | Comments(14)
2007年 06月 23日

タイの長距離バス

私のいる村からラノンに行くには、プーケットとラノン、クラビとラノンを結ぶ2ルートの長距離バスがあります。そして、官営と民営の二種類が運行しています。私がラノンに行くときは民間のバスを利用し、帰りは官営のバスを利用します。

片道約1時間ですが、民間のバス料金は約180円、官営のバスだと約240円です。民間の料金は安いですが、バスそのものに程度の違いはない感じです。乗務員は運転手を含めて3人います。官営のバスの乗り降りは前扉だけ、民間のものは前後両方です。

どちらもバスストップでないところでも停まってくれます。私の下宿先は道路に面しているので、家の前でバスに乗れます。降りるときも、家の前で降ろしてもらえます。こういうところは田舎の柔軟性というのでしょうか、いいものです。

乗務員の人たちは、官営、民営を問わずとても親切です。私が外国人だからという訳ではなく、老人たちにもとても親切にしています。昨日のバスでは、ドリアンの臭いが強かったですが、誰かがお土産にドリアンを持っていたのでしょう。私はあまり気にしませんが、嫌いな人にはたまらないでしょうねぇ。(笑)

官営と民営では、バスターミナルが全然違っていました。官営の方はラノン市のそれらしいところですが、民営の方はバスターミナルとはとても思えないような場所でした。普通の道路の、しかも傾斜地でした。民営には公共の場所が与えられないようです。

ともあれ、これらは長距離バスの話で、短距離になるとエアコンのない普通のバスが別にあります。これにはまだ乗ってないので料金は分かりませんが、相当安いはずです。以前にバンコクで乗った記憶では、20円とかそんなんじゃないかと思います。

ところで、ラノン市にある官営バスのターミナルですが、そこからプーケットなどに向けてバスが出発します。そこには、チケット売り場があり、待合室もあります。面白いのは、チケット売り場の職員のための扇風機はありますが、待合室にいるお客さん用には扇風機がないし、職員が使っているものの向きを変える様子もありません。

なるほど、官営となると職員の態度も違うなぁと面白くなってしまいました。チケット売りのユニフォームを着た女性にはタイスマイルはなく、こちらがニコニコしながらチケットを買っているのに、彼女はムスッとしていました。どこの国でも官庁というのはこういうものなのでしょうかねぇ。(笑)

タイ人の友人に、タイスマイルのない人について意見を聞いたら、「そういう性格なのでしょ、別に悪い感情を持っているということじゃないですよ」でお仕舞いでした。私は、どんな人でも住みやすいのがタイだなぁって思いました。

私には、この田舎の良さを十分に説明できないのがつらいところですが、何をしていてもこちらも自然に笑顔になっているというのが一番いいところだと思います。朝自転車で村を走っていると、知らない人ですけど、「食事していかないか?」なんて声を掛けられます。
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by elderman | 2007-06-23 12:33 | えるだまの観察 | Comments(6)
2007年 06月 23日

タイの田舎の日常

私のタイの田舎での下宿先には、ときどき1歳ちょっとの男の子の赤ちゃんが来ます。下宿のおばさんのお孫さんです。そのお孫さんの両親は、洗濯などの用事で実家に来るようですが、可愛いお孫さんをおばあちゃんと過ごさせたいという配慮があるのかも知れません。そして、両親が洗濯などの作業をしていると、その間は家にいる人が交代で赤ちゃんの面倒をみています。

週末に実家に来て割り合い暇そうなのが、私の友人なのでもっぱら赤ちゃんの面倒をみています。彼女には10歳の子供がいます。そして、その子供には、8歳くらいの従弟がいます。この従弟は赤ちゃんの兄ということです。下宿先の床が石でできているので、私はいつもヒヤヒヤして赤ちゃんをみていますが、赤ちゃんの手足というのは柔らかいのか、よちよち歩きの後、よろけて床に膝をついても全然平気です。

それでも、段差のあるところは危険なので、みんなで目を光らせています。私の方に来れば、自動的に私の責任ということになります。当初はじっと私を見ていた赤ちゃんですが、最近では大分慣れて、ニコニコしながら手を上げて接近して来たりします。もちろん、機嫌の悪いときはワンワン泣いていますけどね。

そんな様子を観察していると、家の中の人たちの声が元々大きいのか、この赤ちゃんがいるときは騒々しいので二階にいる私でも直ぐに分かります。タイ人が全部という訳ではないと思うのですが、この家の人たち、直ぐそばにいても、あたかも10mも離れているかのような話し方をします。TVの音量も大きいし、耳の遠い人はいないんですけどねぇ。

思うに、これは習慣から来るものなのでしょう。田舎だからトラックの騒音はうるさいと思っても、人の声がうるさいという発想はないように感じました。隣の家なんて見えないし、声を出したって届くものではありません。いるのはみんな家の人たちですから、うるさいなんて苦情をいう人はいません。

私がうるさいというのは、もちろん赤ちゃんの鳴き声に対するものではなく、赤ちゃんをあやす声のことです。怒鳴っているような感じなので、私は時々びっくりしてしまいます。日本では、子供が小さいときから、静かにするように躾けますが、そういうことは全然ないですね。外食しても、周囲の誰も赤ちゃんが騒いでいるのを気にする様子もありません。これは南米でもそうでした。赤ちゃんを静かにさせろというような批難の視線もないし、しかめっ面もありません。

この赤ちゃん、1歳ちょっとですが、もう歩けるので、少し早熟な感じはします。少し言葉も理解できるようです。私のタイ語といい勝負かな。(苦笑) 赤ちゃんが忙しい母親のところに行きたくなると、みんなで外にいる鶏を指して気を紛らわせたりしています。外には犬が二匹いるし、天井にはヤモリがいるしで、動くものには事欠かないようです。

やや早熟そうな赤ちゃんですが、おしっこはしたくなれば躊躇なしです。下着なしでいるのをみつけると案の定やってしまった後でした。赤ちゃんの肌をみているととてもきれいで、タイ人でも大人が蚊に刺されるのに、赤ちゃんが刺されないのはどうしてだろうかなんて考えてしまいます。

・・・今回の話、昔の日本でもみられた情景ですね。ただ日本の場合、隣近所が接近しているという点がずい分違いますね。
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by elderman | 2007-06-23 08:50 | えるだまの観察 | Comments(4)
2007年 06月 22日

日本食レストラン

日本を離れて40日余り、ようやく日本食にありつきました。地方都市ラノンにあるたった一軒の日本食レストランです。日本食レストランというより寿司屋さんでした。その名前は「こぞう寿司」、象を愛するタイだから「子象寿司」ということなのでしょう。^^
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店の中に掲げられている寿司ネタの案内ですが、これはバンコクでも見たことがあるので、業界には出回っているものなのでしょう。すべてのネタがあるという訳ではありませんでした。この日、イクラがありませんでした。
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私の楽しみは、やっぱり刺身と日本酒かなぁ。特上のお刺身ですから、ネタは日本からのものでした。生酒も日本からのものです。熱帯の国で飲む日本酒というのは、日本で飲むときに比べてそれほど美味しいとは思わないのが普通ですが、今回は違いました。やっぱり美味しい~♪
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天ぷらは、タイ人たちが注文したものです。エビの本場なのですが、小振りだし、これは外れだったと思います。
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エビの握り寿司の方は、大きなエビで日本のものと遜色はないようです。これもタイ人の注文したものでした。エビの向こうはサーモンですね。
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茶碗蒸しも、タイ人の注文したものです。私は食べていないので味の方は分かりません。
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私の次の目当ては、お蕎麦でした。ざる蕎麦を注文しましたが、蕎麦はまぁいいのですが、蕎麦つゆが甘くて閉口しました。しょうがないから、わさびをいっぱい入れたら、口の中にかたまりが入って来てしまいました。わさびで泣いている日本人はいないでしょうにねぇ。(苦笑)
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by elderman | 2007-06-22 18:33 | 日々の雑感 | Comments(12)
2007年 06月 22日

便利さと引き換えに失ったもの(7)

前回、大分話が脇道に逸れてしまいました。本当のテーマは、タイ人の幸福そうな様子の理由です。今の日本は、社会問題になっている部分の対症療法ばかり検討しているようですから、逆にどうしてタイ人が幸せそうにみえるのか、知りたいものです。

タイの田舎のいい点として、①豊かな自然、②タイスマイル、③人々のコミュニケーション、④のんびりした日常、⑤必要最小限の物、⑥大勢の出入り、⑦安い物価(多分タイ人にとっても)、⑧親切心、そして怒りや罵声がないことを挙げました。

便利になると、これらがすべて失われてしまうのでしょうか。①家の近くの自然は失われました。②スマイルを交わすということもなくなりました。③コミュニケーションは特定の相手だけになりました。④忙しくなりました。⑤物は溢れています。⑥大勢の出入りの機会は少なくなりました。⑦物価は高いですね。⑧本当は親切なのでしょうが、無関心が増えています。怒りは巷に溢れています。

残念ながら、タイの田舎にあるもののほとんどすべてが、今の日本では失われてしまったようです。こうなると、もはや、田舎は別世界としか考えられないということになるのでしょうか。ロストワールドは恐竜に限ったことでなく、身近な問題かもしれません。

しかし、日本にはまだ田舎が残っています。定年退職した団塊の世代が田舎志向であるということも報道されています。こういう現在の日本を作った人たちが、自分たちの作った世界に嫌気がさして田舎を志向するとしたら、私にはひどく無責任に思えます。

日本の政治家たちは、団塊の世代を含め、より高齢な人も、若い人もいますから、彼らはこの問題と闘っているのかも知れません。利権のためでなく、本当に日本を良くしたいという政治家だったら大歓迎なのですが、どうも現実はそうではないようで・・・

結局、若い人たちは活気のある大都市に住んで、年寄りは田舎に移住するのかな。すごい解決策だけど、ますます世代間の断絶になりますね。未来都市ってこんなのでしょうかねぇ。子供たちは都会のコンクリートジャングルの中で生まれ育って行くのかなぁ。あるいは、環境のいいところに住んでいる田舎のおじいちゃん、おばあちゃんが孫の面倒をみるなんてことになるのかな。

こんなことにならないためには、大都市が分散するしかないでしょうね。これからは、いろいろなものが大都市に集中し過ぎないように施策展開をしないといけないんじゃないでしょうか。それでも、ウィークデイは都市のアパートで、ウィークエンドは郊外の両親の家で過ごすというパターンになりそうですけどね。

そう考えると、団塊の世代は田舎に逃げて行くのではなくて、孫のためにいい環境を整備しようとしているのかな。老後を自然の中で過ごすというだけでなく、将来を担う大事な次の世代のために良好な環境を用意して待っているというのなら、前向きですねぇ。

私も、息子たちの職場からせいぜい2,3時間くらいのところで自然環境に恵まれた住宅地を求めることにしましょうか。今住んでいるところ、ちょっと出掛ければ十分田舎ですから、それでもいいのかな。妙な結論になって来たようです。^^

(おわり)
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by elderman | 2007-06-22 00:24 | えるだまの観察 | Comments(8)
2007年 06月 21日

幸福感について

今回、タイの田舎でサバイバルライフもどきをやっていますが、このところ気になるのが、スーパーマーケットに置いてあるジョニーウォーカーの黒ラベルです。多分、3500円くらいで買えると思うのですが、現地の人からすれば高嶺の花だと思います。

現地の人たちは国産ウイスキーのメコンかそれ相当のもの、あるいは焼酎だと思いますから、150円から550円程度のものです。私が飲んでいる安いスコッチでも1300円くらいしますから、これですら贅沢なのでしょう。約1か月半、安いスコッチで我慢して来ていますが、やっぱり美味しいとは思いません。

もちろん、不味いと思いながら飲んでいる訳ではないので、精神衛生上はそれほど問題はないと思うのですが、最近ちらちらと脳裏をかすめるのがジョニーウォーカーの黒ラベルです。スーパーマーケットに置いてあるんだから、現地の人でも買うんじゃないか・・・なんて悪魔の囁きが聴こえてきます。(笑)

買いはしませんが、もしも、今ジョニ黒を買ったら、きっと「美味しい~~~」と感じ、天国にも昇る気分になるんじゃないかと思います。実は、私はジョニ黒を感動するほどにまで美味しいと思ったことはありません。いいウイスキーという程度の認識でした。

つまり、私の言いたいことは幸福感なんていうのは相対的なもので、普段からいいお酒を飲んでいると幸福感を失いますよということです。普段からいいお酒を飲んでいたら、よりいいものへと進むでしょう。ジョニーウォーカーからスイング、さらにはロイヤルサルートへと行くんじゃないかな。そして、それも普通になることでしょう。

幸福感という物差しでみた場合、普段のものといいものとのギャップがあればあるほど大きな幸福感が得られるのではないかと思います。セレブな生活に憧れ、いよいよそれが実現したときに期待していたほどの幸福感が得られないということは十分考えられませんか。

普段は質素な生活をして、たまに高級なものを味わう。こういう生活の方が幸福感を得る機会が多いと思います。

そういう訳ですから、私は安物スコッチだけでなく、タイの国産ウイスキーに慣れようと努力しています。どんどん下げればより大きな幸福感が得られるんじゃないかってね。いつかはジョニーウォーカーの黒ラベルを買うぞ~。(笑)
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by elderman | 2007-06-21 01:08 | えるだまの観察 | Comments(14)
2007年 06月 21日

便利さと引き換えに失ったもの(6)

タイの田舎は不便ですが、そこにあるものを挙げると、①豊かな自然、②タイスマイル、③人々のコミュニケーション、④のんびりした日常、⑤必要最小限の物、⑥大勢の出入り、⑦安い物価(多分タイ人にとっても)、⑧親切心かな。

ないものを挙げたらキリがないですが、ない方がよくてないものとして、「怒っている姿」というのはどうでしょうか。こんなものはない方がいいですね。日本人は怒りやすい国民性なのか、比較的よく目にします。怒りまではいかなくても、日本人はよく怒鳴るしねぇ。

タイ人は人前で侮蔑されると泣くということを日本人から聞いたことがあります。そういえば、私が海外で過ごして、よく耳にし、最初に覚えてしまうのが、悪い言葉なのですが、タイではそれがありません。この文章を書いていて気がつきました。悪い言葉というのは、覚えやすいので言葉がよく分からなくても耳に残るものです。タイには比較的長く滞在していますから、それがないというのは改めて驚きました。

タイ語でバカというのは、「バー」と言うようですが、この言葉すらタイ人の口から発せられたのを聞いたことがありません。先日、10歳と8歳の子供たちが少し諍いを起こしていましたが、怒号はありませんでした。普段、怒鳴っているように声が大きいのですが、罵声を浴びせるということはないようです。

こんなことを書いていると、まるでタイに犯罪がないように思われてしまうといけないので、少し犯罪について触れておきましょう。私の海外在住で一番犯罪に遭っているのは、実はタイです。泥棒メイドに自動車保険詐欺なんてありました。犯罪の多い南米では、こちらが警戒しているせいか、幸い被害はありませんでしたけどね。

タイ人は、おおらかな性格を持っているせいか、なんでもありというところがあります。基本的に豊かな国だからなのでしょう、苦労して稼ぐというより犯罪に走りやすいようです。もちろん、こういう犯罪はバンコクのような都市部で行われるので、田舎で発生するということは少ないと思います。売春に対してもおおらかというのが問題ではありますが・・・

タイ人の感性は、40年前の日本に似ていますから、売春のみならず水商売で働く人に対しては強い偏見があるようです。スナックやカラオケバーで働いても問題はないと思うのですが、この辺は日本人とは感覚が違うようです。バンコクのカラオケバーでは連れ出しというのがあるので、全般的には怪しいと思われてもしょうがないことだとは思いますけどね。

侮蔑の表現を聞かないといったことと、このことは矛盾するようですが、水商売に対する差別意識はタイ人とよほど親しくならないと分からないと思います。タイの穀倉地帯であるイサーン(東北地方)は貧しいことで有名ですが、娘を売るなんてことが少し前まで行われていました。売られた娘はそれでも親に仕送りをするものです。娘の仕送りで大きな家を建てたなんて話もあります。

割り合い他人のことには無頓着なタイ人ですが、水商売全体については強い差別意識を持っているようです。もちろん、遊ぶときの男性がどこまで本気でそう思っているのか分かりませんが、もしも息子が水商売の女性と結婚したいなんて話になれば猛反対ということになると思います。それはそれ、これはこれ、ということなのかな。芸能界もそうじゃないかな、日本の一昔前もそうでしたが、水商売と同じようにみなされていました。今では憧れの業界なのかも知れませんが。
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by elderman | 2007-06-21 00:06 | えるだまの観察 | Comments(2)