タグ:タイで田舎暮らし ( 149 ) タグの人気記事


2007年 07月 20日

小さな夢

私の小さな夢は、バナナの木から黄色くなったバナナを手で取って食べたいということです。でもこれは簡単なようで、簡単でなく、未だに実現できずにいます。タイやマレイシアに長期間滞在した経験があるのに不思議だと思われるかも知れませんね。

売物にならないようなバナナでは、夢の実現に傷がつくというものです。したがって、売物になるような美味しいバナナというと、プランテーションで栽培されていて、まだ青いうちに収穫されてしまうのです。黄色くなるまでは放っておいてくれないようです。

バナナの夢はまだ叶えられませんが、昨日は私の好きなロンコンを木から直接取って食べることができました。ロンコンは木の幹に直接なっています。それなのに葡萄の房のような実のつき方をしています。不思議な実のつき方に見えて仕方がありません。

その房を、ボキっと折ろうとしたら、全然ダメでした。結局、ロンコンの実が10個くらいボロボロ落ちてしまって、房ごとは取れませんでした。(苦笑) でも、10個ほど新鮮なロンコンを食べられるのですから文句はありません。ランサット(こちらはあまり美味しくない)とロンコンの実のなっている木を見せてくれ、食べるように勧めてくれたのは、レストランのグッドさんのお父さんでした。

お父さんは、まず敷地内を案内してくれて、別棟にビリヤード台が二台あるのを見せてくれました。ビリヤード台が二台なんて普通の家ではとても入りきれないものです。その場所は、倉庫のように大きな建物でした。ロンコンの木に案内してくれたのは、ビリヤードを見た後でした。

このお父さん、朝からチャーン・ビールの缶を飲んでいて、一日に4,5缶空けてしまうそうです。そう言って、グッドさんがぼやいていました。そんなお父さんですから、飲兵衛の私とは相性がいいようです。^^

この日、朝の10時頃でしたが、晴天に誘われて、村に新しい花を探しに出て行ったのです。花が少なくなったとはいえ、出掛ければまだ収穫はあります。今日は、ノウゼンカズラ科の新しい植物をみつけました。そして、不明種も1種ありました。収穫はありましたが、新しい花が乏しいので、グッドさんのレストランに寄ったという訳です。

10時半くらいでしたから、もぎたてのロンコンはいいおやつになりました。食前の果物というか、それで食欲が出て来たので、魚料理でテキーラを飲んだということです。ご飯などがないのは、ロンコンを食べたせいです。^^
e0031500_0242628.jpg

(食べたロンコン)
e0031500_025519.jpg

[PR]

by elderman | 2007-07-20 00:25 | 日々の雑感
2007年 07月 19日

プラーヌン・マーナオ(タイ料理)

今日のお昼には「プラーヌン・マーナオ」(魚のレモン、唐辛子味)をいただきました。これには、テキーラがぴったりと常々思っていたのですが、ついに実現しました。食の方向を変えるという意味で、アルコール類が役に立つことがあります。今日は、タイ料理とメキシコ味のドッキングでした。^^ これで、300円也、テキーラは持ち込みです。

(魚は三匹だったのですが、一匹は私の小皿に移してしまいました。)
e0031500_14105866.jpg

(テキーラといいコンビネーション。^^)
e0031500_14114570.jpg

(デザートのアイスクリームとアイス・レモンティー)
e0031500_14122612.jpg

[PR]

by elderman | 2007-07-19 14:13 | 日々の雑感
2007年 07月 18日

「タイで田舎暮らし」体験ツアーのお知らせ

「タイで田舎暮らし」の現場になっているラノン県カポー村を訪問して、実際にロストワールドを味わうという企画です。当然、私も全日程をお供し、ご案内いたします。

希望される方がいらっしゃいましたら、当方までお知らせください。まだ、企画の段階ですから日程など変更可能です。

12月2日(日曜日)出発、12月8日(土曜日)帰国 
      成田プーケット格安往復航空券約90,000円(12月21日まで)

(日程案)
12月2日 成田出発、プーケット着 宿泊(約10,000円)
12月3日 ラノン市へ移動、ラノン市を少し観光、ラノン市宿泊(約3,000円) 
12月4日 カポー村へ移動、昼食、観光、夕食、アンダマン海近くのホテルへ宿泊(約5,000円)
12月5日 カポー村、朝市、観光の後、ラノン市へ移動、ラノン市宿泊(約3,000円)
12月6日 ラノン市観光、ラノン港、温泉など、ラノン市宿泊(約3,000円)
12月7日 プーケットに移動、宿泊(約10,000円)
12月8日 プーケット出発、帰国(9日に日本着になるかも知れません)

予算 航空券約90,000円+宿泊代+その他足代+食事代=130,000円程度


(カポー村の朝市の様子)
e0031500_1732217.jpg


(追伸)
タイ観光のベストシーズンなので、ちょっと心配になって宿泊代を調べてみました。上の計算でも50%増しで計算したのですが、もう少し高いようです。ラノン市の宿泊では4,000円とみておいた方がいいと思います。プーケットの1万円も難しいかも。(汗)

★改定案★ プーケット集合(成田から+関空から)

12月2日(日)
成田発 10:45 プーケット着 18:05 プーケット宿泊 翌日早朝合流
12月3日(月)
関空発 01:25 プーケット着 05:55 合流

12月3日 ラノン市へ移動、ラノン市を少し観光、ラノン市宿泊(約4,000円) 
12月4日 カポー村へ移動、昼食、観光、夕食、アンダマン海へ宿泊(約6,000円)
12月5日 カポー村、朝市、観光の後、ラノン市へ移動、ラノン市宿泊(約4,000円)
12月6日 ラノン市観光、ラノン港、温泉など、ラノン市宿泊(約4,000円)
12月7日 プーケットに移動、宿泊(約10,000円)

12月8日(土曜日)
プーケット発 08:15 成田着 19:30(土曜日) ※成田組は早朝帰国
プーケット発 21:35 関空着 07:30(日曜日) ※関空組はプーケットで遊べる

なんだか、関空組の方がお得なスケジュールですねぇ。

[PR]

by elderman | 2007-07-18 23:59 | えるだまの観察
2007年 07月 18日

タイ料理の和風バージョン

タイ料理に飽きてしまい、やや拒食症気味でした。行きつけのレストラン「バイ・クワイ」のグッドさんの協力もあって、ここ4日間、純粋なタイ料理を食べていません。というのは、私が日本の醤油とラノンで買ったバターとベーコンを持ち込んだからです。

レストランのシェフのグッドさん、私の悩みを理解してくれて、このところはずっと日本料理風の味付けです。今日は久し振りにタイ料理でもいいかと思ってレストランに行ったのですが、カシューナッツと鶏肉の炒め物を注文すると、グッドさんが醤油の味付けにするかどうか聞いてくれたのです。

美味しいかどうかは分かりませんが、面白い試みなので同意してしまいました。現地の典型的な味を和風に変えてしまうというのは、どうなんでしょうねぇ。作られた料理を食べてみると、さっぱりしていました。砂糖もナンプラーも加えなかったとのことで、かなりあっさり味です。タイ風と和風とどちらが美味しいかと聞かれれば、もちろんタイ風の方が美味しいと思います。

妙なアレンジですが、タイ料理に飽きてしまった今は、むしろ安心して食べられる料理です。グッドさんが次に用意してくれたのは、豚肉と野菜の胡椒炒めでした。こちらも醤油で味つけしたようで、やはりあっさりした味付けでした。

この二品ではさすがにお腹がいっぱいにはならないので、チャーハンを注文しました。グッドさん、具を何にするか、豚肉、エビ、イカのどれにするか聞いてきたのです。イカチャーハンって日本でも食べたことがありませんから、興味本位でイカを注文しました。食べてみると、意外といける味でした。これは、帰国してから挑戦してみたいと思います。

和風にアレンジされたタイ料理、思わずたくさん食べてしまいました。食べ過ぎが心配だったので、チャーハンの4分の1だけ残しました。という訳で、タイ料理の味付けを、少しだけさっぱりにするととても食べやすくなるようです。毎日食べるということを前提にした場合、日本人向けには、少しさっぱりした味付けのタイ料理がいいと思います。

短期間の滞在でタイ料理を楽しむなら、もちろんオリジナルテーストがいいと思います。濃厚なタイ料理の味ということで楽しめるでしょう。しかし、長期滞在で毎日食べるとなると少し事情が違って来るようです。ちょっとした味付けの違いなのですが、毎日の食事ですからその影響はかなり大きいようです。

(カシューナッツ、鶏肉の炒め物・・・イメージ写真、今回の実物ではありません。)
e0031500_20261655.jpg

[PR]

by elderman | 2007-07-18 20:22 | 日々の雑感
2007年 07月 17日

タイにおける季節感

タイには7年前から2年間滞在していたことがありますが、当時は植物に関心がなかったので季節感というのは雨季と乾季というだけしか感じていませんでした。雨季の終わりにすごい雷があるという印象、雨季の始まりはものすごく蒸し暑いという印象くらいでした。

今回、タイに3か月近い滞在をしてみて、この熱帯の国にも季節感があるということを実感しました。今から思うと、私の着いた5月はタイでも一番花が豊富な時期のようです。今は、花の季節の最盛期を終わり、果物が味わえる季節になっています。

そのことを事前に知っていたら、マンゴスチンやドリアンの花を探し求めたことだろうと思うと残念です。

今は、日本の夏と同じように、花に関しては少し寂しい季節になっています。ただ熱帯では二回実のなる樹木が多いので、秋の前にもう一度花の季節があるのかも知れません。そこまで知るためには一年間滞在して観察するしか手がないようです。

熱帯の国には季節を問わず咲いている花があるので、季節感がないように感じるのかも知れません。代表的なものは、ホウオウボク、サルスベリ、オオゴチョウ、プルメリア、ブーゲンビレアでしょうか、華々しくいつでも咲いているので季節感がないと感じてしまいます。

季節感を知り、その目で見ると、今はもう花の季節を過ぎた感じです。蘭の花の最盛期も過ぎたようです。タイガーオーキッドはまだこれからという感じですけどね。綺麗な花を咲かせるモクレン科の植物の花期は終わったようです。モクセイ科の花はまだみることができます。

タイに来て好みが変わったものに蘭の花があります。これまでは奇妙な花で、希少性が高いために愛好されるのかと思っていましたが、リンコスティリスなど素敵な蘭の花があり、興味を持てるようになりました。ただ種類があまりにも多いので、名称調べは帰国してからじっくりやりたいと思っています。

ラン科の植物は、キク科、マメ科についで三番目に種類の多い科だったような。ラン科の植物だけで数千種類ありそうです。そして、今でも次々に新しい品種が作出されているようですから、とても覚えきれるものではありません。できれば原種系の特徴をつかみたいのですが、いろいろと形の違うものがあって依然として混乱しています。

そういう意味では、自然の中でみつけた蘭の印象が強く、どういうところでいつ咲いているのか、そういう記憶を大事にしたいと思います。展示されている蘭は、花が大きく美しいのですが、それ以上先には興味が進まない気がします。

(下宿先の庭に咲いたリンコスティリス)
e0031500_10443696.jpg

(高木の高いところに咲いているリンコスティリス)
e0031500_1105475.jpg

[PR]

by elderman | 2007-07-17 10:44 | えるだまの観察
2007年 07月 16日

こうなったら相手を変えるか自分が変わるか

「こうなったら相手を変えるか自分が変わるか」というくらい、深刻な私のタイ料理苦手シンドロームです。今日は、行きつけのレストランに日本の醤油を持参しタイ風のジンギスカン鍋をレモン醤油味でいただきました。タイのソースが美味しいのは知っていますが、それに口をつけたらまたタイ料理を食べられなくなりそうなので、和風味に徹しました。

レストランのシェフ、グッドさんには悪いのですが、私の問題について一生懸命説明しました。多分、分かってくれたと思います。今晩は、ジャガイモを用意してくれると言ってくれました。私は、それならバターを持ってくると約束しました。さらに、グッドさんは私がキッチンで料理をしてもいいとまで言ってくれました。自分で料理するなら下宿先でもできますけど、ありがたい申し出でした。^^

ま、とういう訳で、今日はタイのジンギスカン鍋をレモン醤油味でいただきました。レモンと言ってもスダチのようなものですから、和風そのものでしょう。料理を用意してくれているグッドさんには本当に申し訳ないと思います。ですから、私は、一生懸命、今私の遭遇している問題について説明しました。どこまで分かってくれたかなぁ・・・

(タイ風ジンギスカン鍋・・・醤油とレモンで和風で食べました)
e0031500_1545353.jpg

(ミャンマーの子・・・どうしてここにいるのかは、まだ謎です)
e0031500_15461519.jpg

(スーカップ・・・懐いている雌犬です)
e0031500_15465745.jpg

(お馴染みのスーア(虎)ちゃん)
e0031500_15473290.jpg

(注)
まつかめんさんのご指摘のとおり、タイ風のジンギスカン鍋は、「ムーガタ」と言います。「サラパオ」は蒸したお饅頭のようなものを指す言葉のようです。

(追伸)
夕食にまた行きつけのレストランのバイクワイに行きました。ラノン市で買ったバターとベーコンを持参してです。レストランのシェフのグッドさん、ベーコンは玉子と一緒に朝食として食べるということは知っていました。私のリクエストはジャーマンポテトでしたから、朝食用ではありません。ビールとよく合うと説明すると、それは理解したようでした。

面白かったことは、グッドさん、ジャーマンポテト用にジャガイモを茹でてくれたのですが、丸のままやったそうで、一時間掛かったと言っていました。私が、スライスして茹でれば、5分で済むと言ったら苦笑しながら納得していました。

ジャーマンポテト、本当はこれにピーマンが加わるのですが、残念ながらカポー村ではピーマンを見かけたことがないので、それは諦めました。大きな唐辛子では、やはりピーマンの代わりにはならないようです。パプリカならラノン市で買えるのですが、そこまでするかどうか・・・

材料が揃えば、グッドさん、さすがプロです。上手に炒めてくれました。胡椒も粗挽き胡椒を使ってくれました。粉胡椒より香りが高いということは、料理人としては常識なのでしょうね。バターに塩が含まれているということを知っていてくれて、味付けの塩は控え目でした。飲兵衛には多少、塩辛くても問題はないのですけどね。(笑)

ジャーマンポテトに満足した私は、酔いの勢いも手伝って、さらに注文を出したのです。タイ料理には豆腐がよく使われますから、豆腐があるかどうかと訊きました。やはり、ありました。そこで、私は豆腐に小麦粉をまぶして厚揚げ豆腐を作るように依頼したのです。

出来上がった厚揚げ豆腐は、私のイメージしたものとは大分違いましたが、ま、それはそれ、食べられるだけいいとしたものです。生姜をおろすものがないので、包丁で刻んでいたのには驚きました。豆腐の天ぷらみたいになってしまいましたが、日本から持参した醤油と刻んだ生姜でいただきました。

今日は、一日タイ料理から離れたので、明日は存分にタイ料理を楽しめることと思います。^^

[PR]

by elderman | 2007-07-16 15:48 | 日々の雑感
2007年 07月 16日

タイ料理に飽きて一工夫

連日のタイ料理にいささか嫌気がさして来たので、打開策について作戦を練りました。まずは、料理を食べたいという気を起こさせるために、少し食事を控えました。空腹になれば、贅沢は言わなくなるものでしょう。

次なる作戦は、あまりタイ風に味付けされていない料理を注文し、和風の味付けにしてみるということです。

今日は、例のジンギスカン鍋(タイ語で「サラパオ」「ムーガタ」といいます)を注文して、タレに醤油とレモンを使ってポン酢味風にしてみようかと考えています。これなら和風の焼肉みたいなものでしょ。これに日本酒でもあればいいんだけど・・・ ま、ビールでいっか。^^

問題は、他のアイデアかな。焼肉はいいとしても、これだけではしょうがないですからねぇ。

天ぷらもどき(海老やかき揚げ)も、生姜醤油でいただけばいいかな。これでさらに一品追加できますね。タイのさつま揚げも生姜醤油で食べれば和風ですね。醤油を持参すれば、さらにいくつかの和風メニューが作れそうです。^^



最近気がついたのですが、タイ料理には私の好きなイモ類を使ったものがないようです。デザートにタロイモが使われているのをみたことがありますが、サトイモ、サツマイモ、ヤマイモなど朝市でも見かけません。存在していないというか、あっても食べる習慣がないのかも知れません。

一番不思議なのが、ジャガイモです。朝市にはあるのですが、タイ料理でジャガイモが使われるメニューを知りません。朝市にあるということは、タイ人は食べているはずなんですが、どうやって食べているのでしょうかねぇ。因みにピーマンも朝市にはありませんでした。唐辛子ならいろいろあるんですけどねぇ。
e0031500_11303380.gif

[PR]

by elderman | 2007-07-16 11:32 | えるだまの観察
2007年 07月 16日

やっと晴れました。^^

ずっと雨が続いていました。熱帯だから雨は短時間だと思っていたのが大間違い、終日雨ということもあります。外出できないと、どうしても気分が沈んで来てしまいます。ということで、今では昨日のことですが、朝、自転車で村を見て回ったときの写真をアップしますね。

(いつもの川・・・大雨だったので土砂で汚れています)
e0031500_1201391.jpg

e0031500_121117.jpg

(村の中心を走る幹線道路・・・幹線道路と言ってもこの程度です)
e0031500_1215117.jpg

(村にある船着場・・・船がいることをみたことはありませんけど)
e0031500_1224992.jpg

(通過する船)
e0031500_1234246.jpg

e0031500_1242782.jpg

e0031500_1251970.jpg

[PR]

by elderman | 2007-07-16 01:25 | 日々の雑感
2007年 07月 15日

タイの田舎の小学校

今回はカポー村の小学校をご案内いたしましょう。その小学校は村のほぼ中心部に位置しています。そして、門は開放ですからいつでも誰も中に入れます。外国人の私が中に入っても決して怪しまれたりはしませんでした。実際、私は中に入ってから小学校だと気がついたくらいです。

この時は午前中だったと思います。まだ授業中でした。子供たち、先生たちの様子もみることができました。挙句、校庭にある大きな木についてその名前を質問すると、教頭先生と思しき先生がインドからの木だと教えてくれました。多分、ベンガル菩提樹だろうと思います。

カメラを向けても、子供たちは素朴です。私は、こういう自然に恵まれた環境にある小学校で過ごすというのは、さぞかしいいことだろうなぁと思いました。誰もピリピリしていないし、おおらかな人たちが育つ訳です。

(小学校の正門・・・私は裏から入りましたけど)
e0031500_1913455.jpg

(まだ授業中でした)
e0031500_21351579.jpg

(やがて子供たちがぞろぞろと出て来ました)
e0031500_19153886.jpg

e0031500_19162731.jpg

(素朴な子供たち)
e0031500_19171879.jpg

(校庭にある巨木)
e0031500_1919286.jpg

[PR]

by elderman | 2007-07-15 19:19 | えるだまの観察
2007年 07月 15日

食について考える

タイ料理にいささか嫌気がさして来たと書いて、その後もいろいろ考えています。嫌なものを嫌だと素直に言えないというのは、取りも直さず「食べるものがあるのに贅沢なこと」という観念があるからです。何の不自由もなく食べられるというのに、それを嫌だというなんて贅沢の極みじゃないかと考えてしまいます。

日本人でも実際逞しい方はいらっしゃるでしょう。マレー半島の奥地でもサバイバルできるようなすごい人なんて尊敬してしまいます。ランボーなんていうヒーローも格好いいけど、ジャングルの中でいったい何を食べているのでしょうねぇ。そんなことを考えると、タイ料理に飽きたなんて言っている自分が情けなく思えます。

ということで、今回は日本人の食についても少し考えてみたいと思います。私は世界の国々で生活してみて、日本人の味覚はたいへん鋭くて、広いものと考えています。そして、その結果、今や世界中で認知されるような美味しい日本食というものが存在しているのだと思います。

私の両親の世代は、「男子たるもの味についてとやかく言うものではない」という考えもありました。しかし、この考えは高度経済成長の下でほとんど消滅してしまったようです。「男子厨房に入るべからず」なんていうのもありました。これも今ではナンセンスですね。

一方、日本人の持つ特有の気質、「何でも師匠」というのがあります。日本人は、「なんとか道」とかいうものが大好きですね。これが食の世界に入り、飽食の時代とかグルメとか言われるようになり、どんどん食文化が進んだように思われます。

しかし、味覚なんていうものはそんなに簡単に変わるものでしょうか。私は、上の二つの矛盾するようなことについて次のように考えています。

日本は狭い国土で食についても貧しい国だった。したがって、食べられるものは何でも食べなければならないという宿命があった。そこで、山のもの海のもの、何でも食べるようになった。その結果、味覚が自然に広がり、美味しいものに関してたいへん敏感になった。

イランの人々をみていると特に思います。彼らは、もっぱら羊の肉を食べていて、海のものについては臭いと言って激しく嫌います。つまり、羊の肉がずっと供給されていたから他のものを食べるという必要性がなかったと言えるでしょう。昔から食に関して豊かだったと言えるのではないでしょうか。

ただし、イランには醤油とか味噌とかがないので、ハーブ類や柑橘系のものを利用する知恵が蓄えられています。これも逆に言えば、醤油や味噌を発明する必要がなかったとも言えるでしょう。イランは豊かだったから食文化が未成熟のまま、日本は貧しかったからこそ食文化が大いに発展したと私は考えています。

そこで困ったことが、日本人である私のいろいろなものを食べたいという欲求です。日本食だけでは飽きたらず、今や世界中の料理が日本国内で味わえるようになっていますね。日本人の持つ味覚の広さの表れだと思います。日本に似た方向性を持っている国は、中国、韓国、ベトナム、タイではないかと思います。

食文化の水準が高いと思われるフランス、イタリアなどのラテン系の国について、私は、貴族社会が食文化の発展をもたらしたのではないかと考えています。私は、中国の宮廷料理というものを知りませんから分かりませんが、ひょっとしたら中国にも西欧と同じような食文化の発展があるのかも知れません。

ただ、関東育ちの庶民である私には宮廷料理のような上品な味は少し物足らないので、果たして美味しいと思うかどうか・・・ やや疑問はあります。私がフランス料理よりもスペイン料理が好きだというのもこの辺に理由がありそうです。もっとも、フランスの庶民の食べているフランス料理は、スペイン料理と大して変わりがないと思っていますけどね。



閑話休題、これだけ前口上を並べておいて、さて本題です。食べられるものがあるのに食べられないというのは贅沢なことと言えるのかどうか。飢餓に苦しむ状況では、そんなことを考えていること自体ナンセンスでしょうが、普通の日本人が外国に行った場合、どうなんだろうという疑問です。

海外で生活をする日本人の中には、現地の食材を上手に使いながら、日本食を用意している奥様方もおります。これはこれで立派なことだと思います。一方、現地の食事に慣れようとする日本人もあります。その両方という方もおられることでしょう。

ただ言えることは、現地の食事だけで過ごしている日本人というのはまずいないのではないでしょうか。なんらかの形で日本食の食材を入手していることと思います。外国で入手する日本食の食材というものは高価なものです。これは贅沢と言えるのでしょうか。

今回の「タイで田舎暮らし」という試みでは、日本食の食材を一切持参しませんでした。当初は、日本食が恋しいと思った段階で、ギブアップと考えましたが、現地の人でも日本食を食べることもあるから、そこまで頑なに考えることもないだろうということで、軌道修正をしました。当初の考えでは、もう既にギブアップ状態です。(苦笑)

「男子たるもの味についてとやかく言うものではない」と言っていた父ですが、その張本人、外国の料理など珍しいものがあっても食べようとはしませんでした。特に、正体の分からないものは絶対に口にしませんでした。これって矛盾ではないのでしょうかねぇ。

今回の私の問題を分析すると、問題は食事が不味いからというのではなくて、「飽き」なんですね。イランにだって美味しいものはあります。ただ、それを食べ続けることができないという問題です。タイ料理を食べ続けることができた期間は結構長かったと思います。それでも、2か月で限界が来たとも言えるでしょう。

「飽き」は贅沢なのでしょうかねぇ。キャビアばかり毎日食べなければいけないとしたら、それはやっぱり苦痛でしょうね。

また話は逸れますが、タイに来てダイエットは好調です。いやダイエットなんてしてないのですが、イランや日本でダイエットをしなければならないという状況だったのに、タイでは自動的にダイエット効果があることには驚いてしまいます。今でこそタイ料理に嫌気がさしたと言っていますが、これまではそうでもありませんでした。ですから、嫌気とダイエットとは関係がないと思います。

体重については正確に分かりませんが、3kgは減ったと思います。一番顕著なのがウエストサイズです。10cm近くウエストが締まったのです。これは非常にありがたいことです。理由はよく分からないのですが、タイ料理と適度な運動、そして高温多湿による夏バテ状態というのがあるのでしょうか。

全然結論に到達しませんね。少し結論らしいことを書きましょう。タイ料理は美味しいのですが、飽きます。それがタイ料理じゃないかと思います。その理由は、味がきつい、味付け方法がワンパターンに近いからと言えるでしょう。ハーブを使った料理以外は、辛い、酸っぱい、甘いという味付けしかないと言っても過言ではないと思います。ハーブ主体のトムヤムクンなども美味しいのですが、これも頻繁に食べるという訳にはいきません。

いろいろな食材を楽しめるタイ料理ですが、飽きるという落とし穴があったということが結論でしょうか。贅沢であろうがなかろうが、飽きてしまえば美味しいとは思えないものです。タイ人がどうして飽きないか・・・ 日本人との味覚の差でしょうか。
e0031500_2581981.jpg

[PR]

by elderman | 2007-07-15 02:56 | えるだまの観察