えるだま・・・世界の国から

elderman.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:花と樹木(沙漠)( 11 )


2006年 12月 22日

タンブル・ウィード(アカザ科)

タンブル・ウィード、別名でロシアアザミ、回転草とも呼ばれますが、よく西部劇で風に飛ばされてころころと転がってくる干草みたいなやつです。今回、ちょっと話題になったので、イランにそれが存在するかどうか調べたら、ありました、ありました、さすがに砂漠の国です。

タンブル・ウィードは英名ですから、学名は”Salsola kali”といい、和名では「アカザ科オカヒジキ属の回転草」といいます。イランには、同属のものが16種あるようです。私の撮影した植物の中にうまくあるといいのですが、なにしろ枯れたような雑草のような植物ですから、撮影する気になったかどうか・・・

それらしい植物を探し出してみましたが、ちょっと確証がありません。WikipediaでアップされているSalsolaの画像は”Salsola tragus”の方ですから、少し違うのかも知れません。広い意味でのタンブル・ウィードということでは、Wikipediaの植物もこちらの写真のものも該当するのではないかと思います。
e0031500_14151464.jpg

e0031500_14152217.jpg

[PR]

by elderman | 2006-12-22 14:15 | 花と樹木(沙漠) | Comments(6)
2005年 09月 23日

沙漠の花(10)ピスタチオ

今回は花ではなくて実の方です。日本にいらっしゃるみなさまは、ナッツとしてのピスタチオだけをご覧になられていることでしょう。ピスタチオはウルシ科の植物です。イランにはたくさんのピスタチオ畑があります。生産量は世界一だと思います。

赤く写っているものがピスタチオの果実で、果実の中に殻を持った種があります。果実と言ってもほとんど外皮なので熟してしまえば捨てるだけです。種の部分を乾燥させてからローストし、レモンや塩などで味付けを施すものもあります。私たちが食べているピスタチオは種の中身を食べていることになりますね。

イラン産のピスタチオは、残念ながら日本には輸出されておりません。日にちが経つとカビが生え、そこに発がん性物質が検出されたというのがその理由のようです。イラン側は輸出先は日本だけではないということで処理方法を変えることなく製造しているので、いつまでも平行線のままのようです。
e0031500_12391745.jpg

[PR]

by elderman | 2005-09-23 12:38 | 花と樹木(沙漠) | Comments(6)
2005年 09月 23日

沙漠の花(9)モンソニア

こういう雑草を見つけては喜んでいるのは私だけかも知れませんね。それにしても不思議な形をしています。まるで地球外から来たような・・・ プラモデルで作った植物のようにも見えます。

まず、一番先に目に付くネットみたいなものですが、これは人為的にやられたものではありません。実は最初に見たとき、私は誰かの仕業じゃないかと思ったくらいです。写真では分かりにくいですが、よーく見ると、袋のようではなくて、一方向が開いているのです。なんというか、ザルのような形の捕虫網のように見えるのです。まさか食虫植物じゃないでしょうしね。

それから次の不思議な形ですが、なんだか意味不明の直線的な枝みたいなものがロボットの腕のように伸びています。まるでアンテナのように見えますから、宇宙からの指令でも待っているのでしょうか。



その後、実際に標本を採ってきて詳細に調べたのですが、やっぱり奇妙な植物です。受粉後にめしべがニョキニョキ伸びるようです。さらによく観察したらね、ニョキニョキ伸びるアンテナの中に毛のようなものとさらに細いアンテナみたいなものが入っていました。成長し終わると、鞘が割れて中身が露出して、あのネットみたいなものが現れる仕組みのようです。タンポポの種子みたいなものなのでしょう。花があってそこからアンテナみたいのが伸びて・・・そういう順序のようです。

植物図鑑を調べた結果、この奇妙な植物はフウロソウ科のモンソニアという種類であるということが分かりました。ネットのようになっていたのは、たまたま先端が絡んでいただけのことだと思います。
e0031500_1143895.jpg

e0031500_1152280.jpg

[PR]

by elderman | 2005-09-23 01:15 | 花と樹木(沙漠) | Comments(4)
2005年 09月 22日

沙漠の花(8)デーツ

今回は花ではありません。ヤシ科のナツメ椰子の実です。デーツとも言います。英語では綴りも発音も”dates”と同じです。黄色い若い実も食べますが、一般的には茶色く熟してから食べるのが普通でしょう。イランでもドバイでも人気のある果物です。

甘いだけの薄味なので、いろいろなものを挟んで食べたりもします。オレンジの皮、カシューナッツなどいろいろ試せるでしょう。ナツメ椰子の木は大変高価だと聞いています。それもそうでしょう、一本の木からたくさんのデーツが採れるのですからね。

写真はドバイで撮影したものです。
e0031500_15341447.jpg

e0031500_15345591.jpg

熟したデーツの写真 はこちらです。(黒っぽい色をしています。)

面白いと思われたら是非クリックお願いします。m(__)m
クリックしていただけると大変嬉しいです。お陰様でベスト10に入れるかも・・・ 
いやいや、壁は厚いです。(汗) 応援よろしくお願いいたします。(選挙じゃないって・・・笑)
[PR]

by elderman | 2005-09-22 15:34 | 花と樹木(沙漠) | Comments(6)
2005年 09月 18日

沙漠の花(7)ソンガリカ

アヤメ科の植物でソンガリカという学名なのですが、和名はみつかりませんでした。イランの沙漠特有の植物なのでしょう。私にはユリ科、アヤメ科、ヒガンバナ科の植物の区別がよく分かりません。少し専門的な知識を吸収しないといけないのかも知れません。
e0031500_0194374.jpg

[PR]

by elderman | 2005-09-18 00:14 | 花と樹木(沙漠) | Comments(2)
2005年 09月 16日

沙漠の花(6)イキシオリリオン

今回ご紹介するのはヒガンバナ科のイキシオリリオンです。”Ixiolirion”と書きますが、Googleで探しても和名は見当たりませんでした。この植物は荒地でよく見かけることができます。5cmもない小さな花ですが、青色の輝きがとても美しく、私の好きな花の一つです。
e0031500_17222210.jpg

[PR]

by elderman | 2005-09-16 17:23 | 花と樹木(沙漠) | Comments(2)
2005年 09月 15日

沙漠の花(5)オノスマ

今回ご紹介するのはムラサキ科オノスマ属の雑草です。オノスマはさすがに和名を持っていないようです。Googleで検索したらかろうじて「オノスマ・ナヌム」という花に遭遇しましたが、詳しい説明はありませんでした。

沙漠で見かける植物には毛が多いといいましたが、こちらの植物もすごいでしょう。毛深いと何かメリットがあるのでしょうか。この花、もっと開くのではないかと様子をみたのですが、残念ながらこのままでお仕舞いでした。
e0031500_12123779.jpg

[PR]

by elderman | 2005-09-15 12:12 | 花と樹木(沙漠) | Comments(2)
2005年 09月 15日

沙漠の花(4)デンドロステレア

今回ご紹介するのはトウダイグサ科のデンドロステレアです。和名、英名などは調べようもない沙漠の雑草ですが、よく見ると小さいけれども綺麗な花を咲かせています。沙漠で見かける植物には毛が多く見かけられますが、こちらは白い羽毛のようなものが花弁の根元についています。なんだか食べられそうな配色に思えてしまいます。
e0031500_2324413.jpg

[PR]

by elderman | 2005-09-15 02:31 | 花と樹木(沙漠) | Comments(2)
2005年 09月 14日

沙漠の花(3)風船みたいな種子

今回ご紹介するものはマメ科ゲンゲ属の「アストラガヌス・なんたら」という植物です。私がテヘランの東端の州局で働いていた時に撮影したものですが、長い学名にその地名が付いていました。そこの地域の固有種を発見したと思うと嬉しくなりますね。

もっともこの植物の実のなり方がユニークなのでみつければ面白くなってしまいます。中身はほとんど空っぽでごく小さな種が入っているだけです。空っぽということは中の空気を暖めるような効果を期待しているのでしょうか、あるいは美味しい果物に見せて鳥を騙そうとしているのでしょうか。

まさか熱気球みたいに空中を飛んでいくなんて・・・ そんなことないでしょうねぇ。^^
e0031500_0463137.jpg

[PR]

by elderman | 2005-09-14 00:46 | 花と樹木(沙漠) | Comments(10)
2005年 09月 13日

沙漠の花(2)ケイパー

沙漠の花(1)でケイパーについて触れたので、今回はそのケイパーをご紹介いたしましょう。ケイパーの蕾はスモーク・サーモンによくかけるのでご存知な方が多いでしょう。ケイパーは蕾だけでなく実もピクルスにして売られています。小さなキュウリという感じです。

ケイパーはフウチョウソウ科の植物で、写真のものの学名は”Capparis spinoza”と言います。地面に這っていますが、4弁花がキリリと立ち上がっている姿は凛々しく見えます。この花は一日花なので朝開くと午後には萎んでしまいます。それでも次から次へと新しい蕾が開きますから、比較的長い期間、花を楽しむことが出来ます。凛とした後姿もどうぞ。^^

ケイパーは地中海方面と中東に分布する植物なので、残念ながら日本では見ることができないでしょう。園芸種としてはちょっと難しいかも知れません。クレオメが同じ科ですから、そちらの方がずっと人気があるでしょうね。
e0031500_1731621.jpg

e0031500_1742510.jpg

e0031500_1733974.jpg

[PR]

by elderman | 2005-09-13 17:04 | 花と樹木(沙漠) | Comments(4)