えるだま・・・世界の国から

elderman.exblog.jp
ブログトップ
2005年 09月 14日

日本人の特殊性(14):レディ・ファースト

日本ではあまりみられないレディ・ファーストですが、外国で生活していると常に気にしていないと粗野な人間だと思われてしまいます。日本でレディ・ファーストをやると妙に紳士気取りに見られるのが嫌ということもあるでしょう。日本人の照れでしょうか。

外国で日本人の旦那さんがどんどん先に歩いていって、奥様が後ろからついていくという姿はあんまり格好のいいものではありません。ドアのところでも男性がどんどん進んでいって行ってしまう。忙しい日本人ですからまどろっこしいことはやっていられないのでしょう。外国で日本人女性が男性に気を使っていることがありますが、これが渋滞の原因になります。さっさと女性から進んでもらわないと男性たちが遠慮して待っているからです。

イラン人はレディ・ファーストというより、譲り合いの姿勢を示すのが礼儀ということもあり、ドアのところではいつも渋滞ができてしまいます。狭いところで譲り合ってなかなか道が開かないのです。やれやれいい加減にしてほしいなと思うことがしばしばです。ところがこのイラン人、車を運転するとがらりと人格が変わるようです。先に突っ込んだ方が勝ちとばかり、すごい車幅感覚を生かして道を奪い合っています。すごい変わりようですね。

もっとも割り込んで来る車を運転しているのが若い美人で、彼女が微笑をみせたりすると、髭を生やしたイラン人男性運転手はニコニコしながら簡単に譲っています。これはレディ・ファーストとは言えないでしょうね。私はこの光景をよく観察していたのですが、当の女性、男性に対して自分のスマイルが効果的であるということを熟知しているようで、どうにもワザとらしさがありました。

タイ人は一般的に非常に丁寧です。運転している時、自分の車を割り込ませてもらえば、運転席から頭を下げています。さすが仏教の国だなぁと思います。ボーイフレンドの前ではタイ女性はまるで女王のように振舞います。これはレディ・ファーストじゃなくて女性の気を引きたい男性の弱みというべきでしょうか。

南米などラテンの国では、レディ・ファーストがかなり徹底しています。でも、南米では社会的に男性優位ですから、レディ・ファーストというのは逆に差別の裏返しかも知れないようです。女性として優先することころは優先してあげているのだから、他の分野ではしゃしゃり出ないでというようなメッセージを感じてしまいました。スペイン語では男女混合人たち複数形名詞は男性名詞の複数形にします。このことからも男性優位の歴史が感じられるでしょう。

レディ・ファーストというのはそもそも外敵から、あるいは危険から女性を守るのが原点だと思います。ですから何でも女性が先という解釈だと、場合によっては間違えてしまいますよ。エレベータやロープウエイはそれ自身が危険なものと言うことで、女性に先に出てもらうのは当然なのですが、入るときはどうなのでしょうねぇ。

タイタニックの映画で主人公の男性が女性を助けて死んでしまいますが、男性か女性かのどちらかが生き残るという意味では女性しかないでしょうね。男性では子供は産めませんから、種の保存という本能からは当然のことでしょう。

最後にちょっと小さな声で・・・日本人女性というのは世界一素晴らしいと思います。自己抑制が効いていて、無茶苦茶な自己主張はしないし、男性に尽くすという精神が育まれているからです。日本の社会というのは実に上手に女性を教育して来たものです。だから、日本人女性はどこの国の男性とも結婚できますが、日本人男性の場合は相当難しそうです。この事実は女性には知らせてはいけないものかもね。(笑)
[PR]

by elderman | 2005-09-14 11:23 | えるだま雑記【案内画面】


<< 世界の花(6)キャッツテール      沙漠の花(3)風船みたいな種子 >>