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えるだま・・・世界の国から

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2005年 09月 13日

沙漠の花(1)枝・棘・花

砂漠に転がっているような棘だらけの植物を紹介しましょう。葉と思しきものが見当たらず、枝と棘ばかりに見えます。そんな中に小さな黄色い花が咲いていました。よーく見ると花が枝から分かれて出ていますが、その出方を見ると枝になるか、棘になるか、花になるかの三通りのようです。

花の形から見ると「ニガナ」や「チコリ」に近い種類かも知れません。(上の写真) 和名は見当たりませんが、学名では”Launaea acanthodes”という種類のようです。ともあれ、水がほとんどない沙漠で生き抜いているのだからたいしたものです。面積のある葉を持つと直ぐに干からびてしまうのでしょう、それで全身枝と棘だらけの姿をしているのです。(下の写真) 

近くにケイパー(蕾をスモークサーモンに使う。)も生えていました。こちらも乾燥に非常に強い種類のようです。
沙漠の花(1)枝・棘・花_e0031500_114082.jpg

沙漠の花(1)枝・棘・花_e0031500_1145715.jpg


by elderman | 2005-09-13 01:15 | 花と樹木(沙漠)


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