えるだま・・・世界の国から

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2005年 08月 26日

ドナウデルタのペンション(ルーマニア)

ペンションは2棟あって、私たちはまだ新しい綺麗な方に宿泊しました。話に聞いていたルーマニアのダニが怖いので、できるだけ清潔な方にという考えもあったのです。このダニは私たち日本人が好きなようで、ローカルの人々は平気なのだそうです。噛まれるといつまでも痒みが残り大変だと聞いていました。

ペンションの周囲では蛙が鳴いています。人に慣れているのかあまり逃げようともしないでいます。水中を覗くと、カタツムリが睡蓮の茎に付着していました。カタツムリというより貝というべきでしょうか。ペンションには大きな犬が3匹もいて懐かれて困りました、濡れた鼻を私のズボンに押し付けてくるのですからねぇ。

私と次男坊はボート観光を終えて、早速飲み物を楽しみにしていました。持参した高級ウイスキーを楽しみにしていたのです。もちろん最初はビールを注文しましたが、最初だけですね。ルーマニアでは飲み物の持ち込みは寛大なようでレストランでも問題はありませんでした。

この時、私と次男坊だけがダイニングにいたので、意思の疎通がうまく図れませんでした。ビールを注文することはいいのですが、つまみがほしいということが表現できないんです。そしてつまみという概念は日本特有なところもあるので、説明しないと理解してもらえないんです。外国人ってパブでもどこでも飲むだけですからねぇ。

チーズとかソーセージとかないのかと聞いても、ないと答えるのです。翌日の朝食にはこれらがちゃんと出てきましたから、言葉が通じていなかったのです。ルーマニアでチーズ、ソーセージがないなんてあり得ないですものねぇ。それで、出てきたものはメイン・ディッシュのような魚の料理です。まぁ、美味しいからいいのですが、なんか順序が目茶苦茶な気がしました。向こうも日本人の考えることは分からないとサジを投げたのかも知れません。(苦笑)

「じゅき~た」さんとお友達と4人で楽しく食事をいただき、ウイスキーのせいでいい気分になって早めに寝ることにしました。ところがこの晩に予期せぬことが起きたのです。深夜のことです、トイレに行きたくなり、起きてしまいました。ところが目を開けても真っ暗です。小さな明かりを点けて寝たはずなのですが、それも消えています。手探りでスイッチを探して、ONにしましたが点きません。

どうやら自家発電を夜間は止めてしまうのです。真っ暗ですから、トイレにだって歩いていけません。困ったぞと考えて、昼間買った100円ライターに照明がついていることを思い出しました。バッグの中にしまってあるのを思い出して、カメラを手探りで手に取り、オート設定にしてストロボを発光させました。こうして、バッグのありかをみつけ、中から照明つきライターを取り出したのです。考えてみれば、ライターにどうして照明が必要なのでしょうかねぇ・・・ 火を点ければいいんじゃいのかなぁ。ともあれ、その日に衝動買いしたライターが役に立った訳です。

トイレを済ませると、窓の外に星が輝いていることに気がつきました。窓に網戸がついているし、どうも蚊が多そうなので外に行くことを諦め、窓から星空を見ることにしましたが、方向がよく分かりません。元天文マニアですから、空を見れば一発で分かるのですが、小さな窓で区切られた星空ではなかなか分からないものです。

一生懸命昔の知識を思い出して星空を観察しました。どうやら見ている方向は北極星の方向のようでした。それにしては賑やかな星空です。北極星は二等星ですが、まるでシリウスのように輝いていました。滅多に見えることの無い小熊座まではっきり見えるのです。せめてカシオペアか大熊座が確認できれば、と思ったものの小さな窓からでは確認できませんでした。外に出れば、明るいアンドロメダ小宇宙が見えたことでしょう。蚊を恐れて出なかったのは後悔かな。

星空を見るということではドナウデルタばかりではありません。イランにもそういう場所はいくらでもあります。テヘランから離れればいいだけです。この考えがあったから、蚊を恐れてしまったんですけどね。

こうして、ルーマニアの旅はほとんど終了しました。お世話になった「じゅき~た」さんたちともトゥルチャの町でお別れです。後はブカレストに帰ってイランに戻るばかり。次男坊は早朝に帰国ですから、夜の遊びもありません。ブカレストまでの道中は、車の中で残ったウイスキーを片付けて満足、満足~♪

(写真なし)
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by elderman | 2005-08-26 02:28 | Comments(4)
Commented by aki at 2005-08-26 14:00 x
レオが日本の空のほうがカナダの空より高い気がするって言ってたのですが、意味がわからなかった。もしかしたら、星が手が届くくらい見える
海外の空と、うんと遠くにかすかに見える、よどんだ日本の空の違いを言っているのかもしれません。とにかく楽しいご旅行だったようでお疲れ様でした。楽しませていただきました。
Commented by elderman at 2005-08-26 14:08
akiさん、ありがとうございます。^^
これでルーマニアでの休暇の特集は終わりです。何か思い出したら、また記事を書くかも知れませんけどね。
星が近く見えるという感じを持つようですが、私のような元天文マニアではそういう感じは持てません。いつもより明るく見えるから近く見えるという表現を使うのでしょう。
空が高いというのは、昼間のことじゃないの?青空が低い、高いという感じならなんとなく分かるような気がしますけどね。
Commented by kenbon at 2005-08-26 19:07 x
蚊は怖いです^^
虫除けスプレーでも完璧には遮断できないですもんねw

楽しい旅だった様で何よりでした^^
Commented by elderman at 2005-08-26 19:59
kenbonさん、ありがとうございます。^^
幸いに虫には煩わされなくて良かったのですが、事前情報に恐れ過ぎたという感じもします。(苦笑)


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