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2007年 09月 16日

世界遺産特集(12)チョガ・ザンビール(イラン)

イランのアフワーズという町の近くにあるピラミッド、イランではジグラットと呼ばれます。イランの油田はアフワーズの周辺にたくさんあります。1908年に油田が発見されてからこの街はイランで最も重要な工業地帯の一つにまで発展してきました。この地方の人々はイランの国の中とは言え、そのほとんどがアラブ人だそうです。アフワーズはイラン・イラク戦争で激戦地になったことがあり、街は大きな打撃を受けたそうです。

このジグラットは、紀元前13世紀の中頃、エラム国の国王ウンタッシュガルがシューシを行政の中心に定める一方、宗教的中心地としてここにジグラットを建設したといいます。当時は地上50mもある巨大な建造物だったようです。現在では3段目までが残っていて、現存するエラム期の遺跡としてはもっとも保存状態がよいと言われています。

エラム王国の人々は今のイラン人、アーリア人ではありませんでした。シュメール文明(メソポタミア文明)の人々だと考えられています。今のイラン人はペルシャ帝国を築き上げたアケメネス朝からと言えます。

広大な土地の中にあって、ジグラットはそれほど巨大には見えませんでした。ツアー・ガイドはよく歴史を知っており、日時計、処刑場、給水施設など詳しく説明してくれました。このジグラット、当時は青いタイルで飾ってあったそうです。

(ジグラットの遠景)
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(ジグラットを間近に見る)
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(日時計)
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by elderman | 2007-09-16 08:59 | ★世界遺産特集★ | Comments(4)
Commented by MAKIAND at 2007-09-16 09:58
とてもシンプルに見えますが、一見、現代建築かと思ってしまいました。
外に貼ってあったという青いタイルは、通る人が勝手にはがしていったのでしょうかね。それとも何か理由があったのでしょうか・
あまりに昔からの出来事なので解らないでしょうかね。
Commented by えるだま at 2007-09-16 11:33 x
MAKIANDさん、こんにちは。^^
そうですね、直線的なデザインで現代建築のようにも見えますね。
青いタイルは、ラピスラズリだと思われますが、全面に張られていたかどうかは分かりません。当時でも高価なものだったはずです。
それがなくなったというのは、当然盗まれたということでしょう。宝飾品に使われますから、隙があればどんどんなくなってしまうはずです。(苦笑)
Commented by mintogreen at 2007-09-16 23:01
えるだまさん、こんばんは。
うわ~、もったいない。何で綺麗なもの持って行っちゃう人がいるんだろう。
綺麗なものは、そっとしておいて欲しいな~。
Commented by えるだま at 2007-09-16 23:19 x
mintogreenさん、こんばんは。^^
もったいない・・・ですか。盗人たちは、ここに置いておいてはもったないと考えたのでは。(笑) 厳しい監視がなくなったら、あっという間になくなったことでしょう。
でも、オリジナルの姿を見てみたいものですねぇ。


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