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えるだま・・・世界の国から

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2007年 08月 16日

不思議な木・・・続編

7月28日付けで、「不思議な木」を紹介いたしましたが、現地の人の情報などから調べると、どうやら「ガジュマル」のようです。学名は”Ficus microcarpa”、英名は”Banyan tree”ですが、バンヤン・ツリーという名前を聞いたことがあるかも知れませんね。

このガジュマル、しめ殺しの木として有名です。ときとして、自分自身まで締めつけて死んでしまうという話すらあります。今回の記事では、締めつけられているのがワシントン椰子のようですが、きつい締めつけに耐えているのでしょう。


【7月28日付けの記事】
この写真を見ただけでは、樹木の向こうにワシントン椰子のような椰子の木があるように見えるでしょう?ところが、よく見ると、椰子の木は向こう側にはないのです。つまり、椰子の木の幹に巻きついた蔓性の植物が枝を広げて、まるで樹木のように見えているのです。

椰子の木の下の方は光合成など行っていないでしょうから、幹の部分が隠れても問題ないでしょうが、さぞかし重たいことでしょうね。蔓性の植物の方はちゃっかりしたものです。なんという植物かは分かりませんが、立派な木に見えるから大したものです。
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幹を見れば、このとおり。大木じゃないんですよねぇ。下に置かれているものは、アブラ椰子の実です。
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さらに、しつこく追求。水分はこの根から吸い上げています。
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上に行くと、大枝を伸ばす。これはかなり計画的な仕業ですね。
不思議な木・・・続編_e0031500_12281548.jpg

まるで大木のように見えます。
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葉の特徴を調べようと思いましたが、何の変哲もない葉っぱです。
不思議な木・・・続編_e0031500_12304656.jpg


by elderman | 2007-08-16 13:24 | えるだまの観察


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