2007年 08月 16日
蘭の魅力は、なんといっても気品のある花姿、花色でしょう。豪華な花は飽きてしまいますが、地味な花には奥行きがあり飽きないともいえます。しかも、蘭の葉は美しいものが多く、花のない期間でも観葉植物として楽しむことができます。 香りも魅力の一つで、控え目で上品な味わいがあり、深みのある花の香りと言われています。癒し、潤いを感じさせる香りは、古来不老長寿の元というそうです。 季節でみると、春はシンビジウム、胡蝶蘭、夏はデンファレ、秋はオンシジウム、冬はデンドロビウムというのだそうです。蘭の魅力の一つに花期が長いということもあります。 そういう魅力たっぷりの蘭ですが、蘭の最大の魅力は、栽培することにあるようです。蘭はもっとも進化した植物なので、栽培しながら観察するといろいろ驚くようなことがあるそうです。そもそも蘭のおしべ、めしべなんて見えませんし、種子がどうなっているのかもよく分からないものです。 もっとも進化した蘭ですから、自家受粉なんてことはしないそうです。かならず他の株から受粉するというのですから優秀ですねぇ。種子はものすごく小さいのだそうです。本物のバニラアイスを食べれば、その中の黒い点が種子ですから、それで大きさが分かるでしょう。 ということで、実際に蘭を栽培してみると、蘭の魅力にとりつかれてしまい、もはや決して抜け出すことができなくなるそうです。幸い、私は栽培まではしていないので、その状態にはならないで済みそうです。 私が植物の栽培に興味を示すことができないのは、やはり自分の活動の妨げになるという意識があるからでしょう。蘭の栽培には興味はありますが、そんなことを始めてしまったら、どこの国にも行けなくなってしまいます。(苦笑) (我が家の胡蝶蘭・・・2007年2月15日撮影)
by elderman
| 2007-08-16 00:01
| えるだまの観察
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海外在住13年余、渡航国数は40か国です。海外在住と海外旅行の記事、世界の花の写真、エッセイなど盛りだくさんです。現在は日本在住です。★お気楽にコメントをいただければ大変嬉しく思います。 by elderman カレンダー
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