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2007年 08月 15日

ラン科について勉強中(2)

蘭は本当に種類が多くて大変です。星の数ほどありそうな蘭の勉強をし始めて、少しずつ分かって来ました。分かってくると、蘭を見る目が変って来ます。一番先に、まずアジア産なのか中南米産なのかを見分けるのが良さそうです。

交配種にしても、アジア産と中南米産とを交配させることはないようですから、まずは産地に注目するというのが蘭の理解の第一歩のように思いました。そして代表的な原種の特徴を覚えます。

交配種というのは、どうやら美しい大輪をたくさん咲かせたいという動機のものが多いようです。ですから、小さな蘭の花がいっぱい咲く種と大輪の種を交配させているものを多く見かけます。そして、蘭の特徴的な唇弁を強調したいとか、特徴的な柄を活かしたいとか、いろいろあるようです。

因みに、蘭というのは基本的に6弁花ですが、そのうちの一つが変形していていかにも蘭らしい形状を持っています。それを唇弁と呼んでいます。この唇弁が一番奇妙に見えるものが、パフィオペディルム属といえるでしょうか。面白いことは、この唇弁は本来は上側にあるべきもののようです。実際には180度ねじれて下側になっています。

それから、私は蘭という植物は原始的な植物かと思っていましたが、まったく反対で被子植物の中で一番最近地球上に現れたものなのだそうです。花は、虫媒花の中では特異なほど効率の良い花形に変異しているのだそうです。

また、短期間に急速に適応放散してきたため種の間の遺伝学的隔たりが小さく、種間雑種や属間雑種ができやすいそうです。これが蘭の種類の多い理由だったんですね。なお、媒介昆虫との共進化の例が知られており、現在においてもなお急速な進化を続けていると考えられているそうです。

今、私の課題は、アジアの蘭の交配種です。アスコケンダとバンダ、この見分けがよく分からないのですが、アスコケントルムという花がたくさん咲く種類に大型の花が咲くバンダを交配したものがアスコケンダということが分かりました。

バンダには網目模様があるので分かりやすいのですが、アスコケンダには網目模様がまったくないのでしょうかねぇ、バンダに網目模様のないものもあるし・・・

(参考)交配系

【アジア】
アスコケンダ属・・・アスコケントルム+バンダの2属交配種
アランセラ属・・・アラニクス+レナンセラの2属交配種
アランダ属・・・アラニクス+バンダの2属交配種
モカラ属・・・アラニクス+アスコケントルム+バンダの3属交配種

【中南米】
ビルステケアラ属・・・コクリオダ+ミルトニア+オドントグロッサムの3属交配種
コルマナラ属・・・オドントグロッサム+ミルトニア+オンシジウムの3属交配種
デガルモアラ属・・・ブッラシア+ミルトニア+オドントグロッサムの3属交配種
ベアララ属・・・ミルトニア+ブラッシア+コクリオダ+オドントグロッサムの4種交配種

アスコケンダと思われます。
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バンダと思われます。
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by elderman | 2007-08-15 06:35 | えるだまの観察 | Comments(2)
Commented by とらちゃん at 2007-12-16 20:34 x
えるだまさん、始めまして。とらちゃんといいます。
この記事を参照させていただきました。
TBもしておきました。どうも、ありがとうございました。
Commented by えるだま at 2007-12-17 05:44 x
とらちゃんさん、どうも。^^
お役に立てれば幸いです。


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