2007年 07月 27日

専業主夫の意地

みなさまがご存知のとおり、私は日本では専業主夫です。タイの田舎に来て、下宿先のおばさん(おじさんは既にクリアーしています)が私の手料理に手をつけてくれないので、今回は一計を案じました。ビール好きなおばさんのこと、ビールに合うものをなんとか提供してみたいもの・・・

作戦は、それほど単純ではありません。まず、おばさんが喜んで口に運べるものを最初に用意しないと、次が期待できないとしたものでしょう。私が選んだ最初のメニューとは、タロイモの天ぷらでした。イモなら大抵の女性は好きなはずですものね。

しかし、問題はタロイモの天ぷらが果たして美味しいかどうかです。多分美味しいだろうなぁとは思っていましたが、やってみないことには分かりません。生でやるか、茹でてから天ぷらにするかどうか悩みましたが、新鮮な野菜の味を活かすのが天ぷらと考え、生のまま天ぷらにすることにしました。

最初はおそるおそるです。自分で食べる分だけを用意することにしました。天つゆは、醤油を薄めて生姜をスライスしたもので味を加えました。醤油だけでは、多分美味しいとは言ってくれないと思ったのからです。まずは、試食分ですが、幸いこれはいけると思えました。おばさんを呼んで一口味わうように頼みました。

結果は、どうやら上手く行ったようです。美味しいと言ってくれました。それならばと、残りのタロイモのすべてを天ぷらにして、タロイモの天ぷらにはビールが合うと言って、もともとおばさんの好きなビールを冷蔵庫から出して来ました。他に家に来ていた人たちもありましたが、おばさんの長男は義理で食べただけ、その息子は見ただけでパス、お嫁さんは美味しいと思ったらしく、何個かつまんでいました。ただ、妙なタレには不安があるようで、そのままで食べていました。

では、導入部分が成功したところでいよいよ本番です。私は、現地の材料(キャベツ、ニンジン、モヤシ、ベビーコーン、タマネギ)とベーコンで野菜炒めを作りました。味付けは醤油と胡椒です。これはビールには絶対に合うと信じています。問題は、おばさんが私の用意している間にビールを飲み終えて席を立ってしまうことでした。

私は、日ごろの腕前でさっさと和風の野菜炒めの準備をしました。炒め始めてしばらくすると、おばさんが席を立ってしまいした。あーあ、チャンスを逃したかと思ったのですが、ビールはまだ残っていました。良かった、おばさんは間もなく席に戻りました、間に合いました。^^

ベーコン入りですが、それでも和風の野菜炒め、おばさんがやっと口にしてくれました。もちろん味には自信がありますから、一旦口にしてくれれば絶対に美味しいと言うはずです。特にビールとのコンビネーションでは抜群です。予想したとおり、大成功です、おばさんは、やっと私の料理を食べてくれました。^^
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by elderman | 2007-07-27 20:30 | 日々の雑感


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