えるだま・・・世界の国から

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2007年 07月 24日

愛すべき人たち(2)

下宿先のおばさんと私とは同じ年齢です。タイという国ですから年齢というのは大きな意味を持っています。私がおばさんより年下だったら、状況は違ったかも知れません。前のところで説明しましたが、もしも私がおばさんの家に間借りさせてもらっているのだったら、それでも状況が違っていたのではないかと思います。

これから紹介するおじさんの行動をみれば、おばさんの影響が感じられるかも知れません。おじさんは、おばさんと正反対に穏やかで声の小さい人です。家の中でもどことなく遠慮がちにみえます。おばさんが怖いのかなと思ったりするくらいです。

このおじさん、お子さんが二人ありますが、二人とも成人していて、ラノン市かどこかに住んでいるようです。二人のお子さん、もういい年齢だと思いますが、まだ独身です。このおじさん、子供が独り立ちするようになって離婚されてしまったようです。日本でいう熟年離婚かな。それで、今はおばさんと一緒に過ごすようになったようです。

おばさんには立派な寝室がありますが、おじさんにはありません。居間で寝起きしているようです。おじさんも早起きです。朝5時半頃、2階でシャワーを浴びて、6時にはオートバイで朝市に出掛けて行きます。多分8時頃までは友人とおしゃべりを楽しんでいるはずです。

おじさんの行動はよく分かりません。天気が良ければ、山か海に出掛けています。山では木の伐採に仕事をしているようです。海で何をしているのかよく分かりません。思うに、村人の中で仕事を割り振っているのかも知れません。朝市に行って仕事がほしいと言えば、何かが回ってくるんじゃないかな。

好天が続いていた頃、おじさんが家にいたことがあります。そのときには、ビンロウジュの実を採って、乾燥させ、出荷するという作業をしていました。また、雑草の除去をやっているときもあります。最近、雨が続いていましたが、それでも外出していました。いったい何をしているのでしょうね。

このおじさん、遠慮気味で大人しいのですが、とても温厚で人柄のよさを感じます。そして、二人のお子さんの性格が明るくてとてもいい感じです。おばさんのお子さんたち二人と、計4人のお子さんがあることになり、そこに私の友人であるポイさんが、小さい頃から一緒に住んでいたという関係があります。

おじさんは、夕方帰宅するとシャワーを浴びて、タイの国産ウイスキーをストレートでコップ半分くらい飲みます。夜出掛けて行くことも多いようですが、友人の家に行っているのでしょうか。おばさんが夕食をとらないようなので、おじさんはどこかで夕食をとっているのかも知れません。夜中に帰宅することもあります。それでも、朝6時にはもう家にいません。

タイでは、おじさんくらいの年齢だと、家事をすることはないそうです。ですから、奥様に逃げられてしまうと困るのは男性ということなのでしょう。おばさんの前で遠慮気味なのは、そういう事情からでしょうか、それとも年長者に対する敬意ということなのでしょうか。性格的に好対照な姉弟に映ります。

外出先で食事するときなど、お金を払っているのはおばさんで、おじさんが払うのを見たことがありません。家の家計、食事だけでしょうが、おばさんが取り仕切っているのでしょうか、そこまではよく分かりません。
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by elderman | 2007-07-24 00:01 | えるだまの観察 | Comments(0)


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