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えるだま・・・世界の国から

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2007年 07月 13日

ホテル・エクアトリアル

セルヴァム氏の家に招待され、二日酔いで早朝に起きるのが嫌だったために、少し空港に近いホテルに移動することにしました。こちらは新しいホテルで、一応5星という表示がありましたが、値段は100ドルを切っていました。この価格なら、バンコクより安いかも知れません。安い理由として考えられることは、クアラルンプールに少し遠いということでしょうか。

予想したよりは飲まなかったとは言え、少しは二日酔い気味ですから、午前中はスカサホテルで愚図愚図していられたので助かりました。11時半にセルヴァム氏がホテル・エクアトリアルに送ってくれるというので、ありがたく送ってもらいました。

このホテルからホテルへの移動距離は30kmくらいあります。外国でいつも思うのですが、日本では大変な距離に感じるのに外国では直ぐ近くに感じてしまいます。この距離感の違いというのはどうしてなのでしょうねぇ。日本の交通渋滞というのが頭にあるからでしょうか。

ブラジルでは500kmも走ったことがあるし、タイでは250kmをバスで走りました。日本で250kmの移動というと半日が潰れてしまうと考えてしまいますが、外国でも掛かる時間は変わらないのですが、そうは感じないということ、つまり周囲が忙しくないということなのでしょうか。

ホテル・エクアトリアルにチェックインすると、さすがに5星ホテル、気持ちのいい対応でした。もちろん、マニュアル調なものではありません。早速、翌朝のモーニングコールとタクシーの手配をして、部屋に案内されました。このホテルには、日本食レストランもあります。実は、二日前そこで、10年振りの友人たちに日本食をご馳走したのです。写真は撮りませんでしたが、こういうホテルの日本食というのはどこも同じですから、想像できるでしょ。日本の高級料亭のような感じです。

セルヴァム氏は、仕事が片付けば、一緒に夕食ができると言い残して仕事に向かいました。私は、せっかくの5星ホテルですから、豪華な施設を楽しまない手はないと考え、プールサイドで過ごすことにしました。熱帯のどこの高級ホテルでもそうですが、ヨーロッパからの長期休暇を楽しむ人たちがプールサイドでのんびりしているものです。

このホテルも例外ではありませんでした。金髪女性たちがビキニ姿で熱帯の太陽を浴びていました。近くの女性に聞いたら、オランダからとのこと、いいですねぇ。観光なんてしないで、プールサイドで読書です。日本人はいつになったらこうできるのかなぁ・・・

私は二日酔い気味ですから、さすがにビールなども飲まずに昼寝していました。寝て起きてから、カンパリソーダで喉の渇きを癒しただけです。それから、風呂にのんびり入って、セルヴァム氏を待ちましたが、仕事の片がつかないようです。私は諦めて一人で日本食レストランで好きな料理をいただきました。

ウエイトレスのインド系マレイシア人、色は黒いけどとっても美くしい方でした。私を覚えていてくれたので、いろいろ話もできて楽しかったです。日本酒の燗を4本いただいて、今度は美味しい蕎麦にありつけて満足です。満足ついでに、ロビーからライトアップされた庭園を見ながら、バニラアイスクリームとヘネシーXOで贅沢三昧にピリオドを打ちました。

翌朝、6時にモーニングコールで起こされましたが、起こされないと完全に寝過ごしてしまうところでした。そして、いつになく急いで仕度して6時半にはホテルを発ち、飛行場に向かったのでした。
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(マレイシア旅行おわり)

by elderman | 2007-07-13 00:01 | えるだまの観察


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