2007年 06月 27日

タイのブランデー・・・Regency VSOP

私はみなさんがご存知ように飲兵衛です。そして、味にはかなりうるさい方だと思います。今回、遭遇したタイのブランデー、これには正直驚いています。なにしろ熱帯の国のタイです。美味しい葡萄ができるとは思えません。ブランデーもメコンウイスキー並みの味だろうという先入観を持つのが当然でしょう。

因みに、メコンウイスキーというのはお米が原料だそうです。道理で妙な味がした訳です。お米が原料で蒸留酒なら焼酎あるいはウォッカと表現するべきでしょうが、色がウイスキーのような色なのでタイ製のウイスキーという呼び名を選んだのでしょうか。樽から出た色とはちょっと思えませんけどね。

ブランデーの話に戻りましょう。以前、ラノンに買出しに行ったときにリゾートホテルに宿泊しましたが、その時はウイスキーなどを持参していませんでした。飲兵衛の私は、ビールだけではどうにも物足らないので、ホテルのスタッフ、あの可愛いマイーさんにウイスキーがないかどうか聞いたのです。そうしたら、ブランデーならあるというので、それを求めました。彼女が出してくれたものなら、多少不味くても美味しく感じるだろうという具合です。(笑)

ボトルには、”Regency VSOP”と書いてありました。確かにブランデーのようです。半信半疑で飲んでみたら、それが意外に飲めるんです。ポケットボトル(大瓶の半分じゃないかな)ですが、全部空けてしまいました。翌日二日酔いもなくすっきりしていましたから、アルコールとしても悪くないようです。サイトで調べてみると、安ブランデーなんてこき下ろしているコメントもありましたが、こういう人たちはまだブランデーの味を知らないんじゃないかな。

美味しいと言っても、程度がありますが、700ccボトルで2000円くらいなので、その値段に対しての評価ということになります。タイで2000円ですから、決して安いとは言えません。輸入もののジョニ黒が3500円くらいするし、タイ製のウイスキーが500円くらいですから、国産ものとしてはかなり高いと言えるでしょう。サントリーのVSOPといい勝負だと思います。ちょっと甘いから、クルボアジェ系の味と言えばいいかな。

飲兵衛えるだまとしては、この”Regency VSOP”を美味しいと認めたいと思います。タイに住んだら、シンハ・ビール、チャーン・ビールとこれがあれば、輸入ものがなくてもいいかな。あ、いいウイスキーがないですね。

しかし、疑問が残ります。どうして、葡萄の産地でもないタイでこんなブランデーが生産できるのでしょうねぇ。葡萄をそもそも見かけないんですからねぇ。タイの北部あるいはラオス、ひょっとして中国で葡萄が栽培されているのでしょうか。こういう疑問は解決したいものです。

(調査結果)
なんと東北タイのルーイ県で葡萄の栽培が行われていました。フランスのボルドー醸造研究所の指導を受けてどの種類の葡萄が適しているかを調査研究し、1996年から製品としてのワインが市場に出るようになったそうです。

タイのワイン、シラク前大統領がなかなかいけるとコメントして注目を浴びるようになったといいます。「シャトー・ドゥ・ルーイ」というワインだそうですから、みつけて飲んでみたいものです。こういう背景があるなら、美味しいブランデーが存在しても不思議ではありません。一つの謎が解けました。
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by elderman | 2007-06-27 00:24 | えるだまの観察


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