2007年 06月 24日

タイの気温について

熱帯の国タイですが、私のいるところは海に近いということもあり、気温そのものはそれほど高いものではありません。好天、無風で37度くらいになることがあるかも知れませんが、いつもという訳ではありません。熱帯夜(25度以上)のこともありますが、午前中はだいたい30度以下だと思います。

普通の状態ですと、深夜にエアコンを切り、朝の涼しさを味わい、お昼過ぎからエアコンを使い始め、夕方から夜は日中の余熱でしばらくは暑い状態が続きます。終日雨という日もあり、こういう日には気温は30度には達しません。こういう日は気温自体が低いので、エアコンは必要ありません。

気温と緯度の関係でいうと、赤道に近いタイの気温はそれほど高くなく、むしろ高いのはもうちょっと高緯度地方の乾燥したところになります。40度以上、50度にも達するというのは、そういう場所で、インド、パキスタン、イラン、イラクという国々でしょうか。東南アジアの国で40度に達するというような気温はまずないと思います。内陸部で乾燥したところだと達する可能性はありますけどね。

要するに最高気温は、赤道に近いか遠いかという緯度の問題というよりも、土地が乾燥しているかどうかということに関係します。そして、海に近いところではそれほど気温が上がらないとしたものです。海水は熱帯地方でもせいぜい25度くらいでしょう。

ところが、これにも例外があります。海に近いのに50度くらいの最高気温を示すところ。私の知っている限りでは、夏のドバイがそうですね。ドバイはペルシャ湾に面していますが、背後に砂漠があるので、そこからの熱気がすごく、そして海が近いので湿度も高いという最悪条件を持っています。

ドバイ観光は最近人気ですが、くれぐれも夏休みを利用して行こうなんてプランは立てないでくださいね。その頃ドバイはシーズンオフなのでホテルなどの宿泊料金は40%オフになりますが、それにはそれだけの理由があるというものです。

イランに滞在していた頃、バンコクで1か月の休暇を過ごしたことがありましたが、夏のイランに比べて気温が低いのに、汗がひかないということに奇妙な違和感を持ったものです。35度でも、イランのように乾燥していると、それほど暑いとは感じないもので、実際汗はみられません。ただし、汗はかいているので水分の補給には努めないといけませんけどね。

イランの夏の気温が40度近いというと、イランという国が暑い国だと誤解されそうですが、テヘランの緯度は東京と同じであり、標高は1500m程度あります。ですから、イランの冬には雪が降ります。砂漠性気候ということを知っていれば、誤解は起きないと思います。

熱帯雨林の気候を高温多湿といいますが、気温自体はそれほど高くないということを説明しておきたいと思いました。
e0031500_104337.jpg

[PR]

by elderman | 2007-06-24 10:00 | えるだまの観察


<< ノボタンについて(訂正など)      コウトウシラン(ラン科) >>