2007年 06月 23日

タイの田舎の日常

私のタイの田舎での下宿先には、ときどき1歳ちょっとの男の子の赤ちゃんが来ます。下宿のおばさんのお孫さんです。そのお孫さんの両親は、洗濯などの用事で実家に来るようですが、可愛いお孫さんをおばあちゃんと過ごさせたいという配慮があるのかも知れません。そして、両親が洗濯などの作業をしていると、その間は家にいる人が交代で赤ちゃんの面倒をみています。

週末に実家に来て割り合い暇そうなのが、私の友人なのでもっぱら赤ちゃんの面倒をみています。彼女には10歳の子供がいます。そして、その子供には、8歳くらいの従弟がいます。この従弟は赤ちゃんの兄ということです。下宿先の床が石でできているので、私はいつもヒヤヒヤして赤ちゃんをみていますが、赤ちゃんの手足というのは柔らかいのか、よちよち歩きの後、よろけて床に膝をついても全然平気です。

それでも、段差のあるところは危険なので、みんなで目を光らせています。私の方に来れば、自動的に私の責任ということになります。当初はじっと私を見ていた赤ちゃんですが、最近では大分慣れて、ニコニコしながら手を上げて接近して来たりします。もちろん、機嫌の悪いときはワンワン泣いていますけどね。

そんな様子を観察していると、家の中の人たちの声が元々大きいのか、この赤ちゃんがいるときは騒々しいので二階にいる私でも直ぐに分かります。タイ人が全部という訳ではないと思うのですが、この家の人たち、直ぐそばにいても、あたかも10mも離れているかのような話し方をします。TVの音量も大きいし、耳の遠い人はいないんですけどねぇ。

思うに、これは習慣から来るものなのでしょう。田舎だからトラックの騒音はうるさいと思っても、人の声がうるさいという発想はないように感じました。隣の家なんて見えないし、声を出したって届くものではありません。いるのはみんな家の人たちですから、うるさいなんて苦情をいう人はいません。

私がうるさいというのは、もちろん赤ちゃんの鳴き声に対するものではなく、赤ちゃんをあやす声のことです。怒鳴っているような感じなので、私は時々びっくりしてしまいます。日本では、子供が小さいときから、静かにするように躾けますが、そういうことは全然ないですね。外食しても、周囲の誰も赤ちゃんが騒いでいるのを気にする様子もありません。これは南米でもそうでした。赤ちゃんを静かにさせろというような批難の視線もないし、しかめっ面もありません。

この赤ちゃん、1歳ちょっとですが、もう歩けるので、少し早熟な感じはします。少し言葉も理解できるようです。私のタイ語といい勝負かな。(苦笑) 赤ちゃんが忙しい母親のところに行きたくなると、みんなで外にいる鶏を指して気を紛らわせたりしています。外には犬が二匹いるし、天井にはヤモリがいるしで、動くものには事欠かないようです。

やや早熟そうな赤ちゃんですが、おしっこはしたくなれば躊躇なしです。下着なしでいるのをみつけると案の定やってしまった後でした。赤ちゃんの肌をみているととてもきれいで、タイ人でも大人が蚊に刺されるのに、赤ちゃんが刺されないのはどうしてだろうかなんて考えてしまいます。

・・・今回の話、昔の日本でもみられた情景ですね。ただ日本の場合、隣近所が接近しているという点がずい分違いますね。
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by elderman | 2007-06-23 08:50 | えるだまの観察


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