2007年 06月 11日

ミヤンマーを見て来て

ビザの延長のためミヤンマーに行って来ましたが、これまでタイの田舎と日本との単純な比較を考えていましたが、ちょっとそれでは済まなくなったようです。ミヤンマーはタイよりも10年も遅れているというか、経済が停滞しているようです。タイの田舎が昭和30年代だとすると、ミヤンマーの田舎は昭和20年代という感じでしょうか。

ミヤンマーの人々はタイの人々と同様に素朴なものですが、ミヤンマーにはちょっと住みたくないなと思うのは、国の体制にあるのでしょう。ミヤンマーの人々はタイ人ほど明るく活気に満ちているようには見えませんでした。そして、一番の問題が町の汚さです。生活ゴミが町の中に散乱しているというのは、ゴミ処理の行政サービスがなされていないということなのだろうと思います。

タイでもゴミのポイ捨ては割り合い無頓着ですが、町の中に生活ゴミが散乱しているということはあまりありません。田舎でもゴミの収集がなされているのだろうと思います。まだ、それを見たことがないので、今度タイ人の友人に聞いてみたいと思います。

単純な比較ができなくなったというのは、田舎と開発の進んだ日本の対比ということに、さらに国の役割というものを考えないといけないかなと思うようになったからです。国民を放りっぱなしにしている国では、住む側として居心地がいいはずがありません。現代人としては、国に対して基本的人権を守るという意味でも最低限の行政サービスを求めたいし、それがないと住みたいとは思えません。

どんな国でも、それなりの国力はあるはずで、問題はそれがどのように国民のために分散活用されるかということだと思います。ミヤンマーのような軍による独裁政権では、国の富がどのように利用されているのか分かったものではありません。例えばなんとか将軍みたいなのがいて、私腹を肥やしていても国民には知る術もないのでしょう。

国がそこそこの役割を果たしていたら、そこの田舎が居心地がいいかどうか、さらに国民性も考えないといけないかも知れません。タイの田舎は、私の目には日本の田舎のように感じられます。それが居心地の良い理由ではないかと思っています。

次の疑問は、タイが居心地がいいというのは私の好みによるものかも知れないということです。蒸し暑いのが苦手な人は、それを理由に居心地が悪いというでしょうが、それは物理的、生理的なものですから、ま、しょうがないですね。それよりもむしろ、タイ人の国民性というのが、多くの人たちに好かれるのかどうかということをみてみる必要があるでしょう。

タイに長く住み着いている外国人の数はかなり多いと思います。気候を好むとは考えられないので、やはり居心地がいいのでしょう。日本人で定年退職した後、タイにアパートを買って住んでいる日本人の数は少なくありません。50歳以上、1年の長期滞在ビザで過ごしているのだと思います。

暑いのが苦手なはずの西欧人もかなりの数で住み着いていると思います。そういう英国人、オランダ人などを知っています。タイ人が外国人に対して寛大で、優しく、国も比較的安定している、何でも手に入る、税金と物価が安い、というのが理由でしょうか。

そういう意味では、マレイシア、インドネシアなども住んで居心地の良い国かも知れません。ベトナムはもう少しかな。

(写真は、ミヤンマーの屋台の続く通りです。)
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by elderman | 2007-06-11 10:48 | えるだまの観察


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