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2007年 02月 14日

言葉シリーズ(10)甲斐性

「かいしょうがある」とかよく聞きますね。「やりがい」というのも同じ語源だと思います。「かいしょう」は「甲斐性」と書きますが、どうも当て字のような気がします。「かい」という言葉は、大和言葉だったのかも知れません。

広辞苑では、かいがいしい性質。けなげな性質。物事を立派にやりとげていく能力。とあります。「甲斐」だけだと、行動の結果としてのききめ。効果。また、してみるだけの値打ち。とあります。

語源について検索機能を駆使して調べてみると、やはりいろいろありました。一番もっともらしいものは、現代語の「代える・替える」に相当する四段動詞「替ふ(かふ)」の名詞形「かひ」からというものです。他に、もともとは「貝」だったという説もあるようです。

用例としては、「甲斐性なし」、「甲斐性者」、「不甲斐無い」、「遣り甲斐」、「甲斐甲斐しい」、「生き甲斐」などでしょうか。

ところが、「男の甲斐性」となるとかなり意味が違ってくるようです。一方、「女の甲斐性」とは言いませんね。巷では、「男の甲斐性」=「浮気」というような考え方もあるようです。女性に対しては使わないということは、男性社会という表れなのでしょう。私は働くのを止めてしまったので、甲斐性なしってことになるのかな、浮気もできませんね。(笑)
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by elderman | 2007-02-14 09:45 | えるだまの観察


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