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2007年 02月 10日

言葉シリーズ(6)いんちき

「いんちき」、この怪しげな言葉、語源もそうとう怪しいもののようです。広辞苑では、①ばくちで、相手の眼をぬすんで不正を行うこと。②一般に、ごまかし。不正なこと。無責任。と解説されています。

語源の1
遠江国小笠郡の方言で、餌を用いない釣針のことをインチキという。

語源の2
「いかさま」の「いか」に「ちき」とういう軽蔑の意味を持つ語尾をつけたもの。「いかちき」が「いんちき」になったという。

語源の3
福井の方言では、人を騙すことを「いんつく」という。

語源の4
一六勝負(サイコロ賭博)の「いち」に「ちき」という語尾をつけて、「いかさま」という意味にした。

どの説も決め手がないような感じです。「いかさま」という言葉は、不正を表すちゃんとした言葉のようですが、これにも「いかさまもの」という語源があり、「いかにもそうだと思わせるように似せた品」という意味ですから、これを短縮したような表現にみえます。
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by elderman | 2007-02-10 07:56 | えるだまの観察 | Comments(2)
Commented by mintogreen at 2007-02-10 21:56
イメージですけど、「いん」とい字が、「陰」と重なるのですけど。
表だって、堂々と出来ない事・・・みたいな。
「ちき」は、「みみっちい」とか、ちょっと、腹立たしいような響きを感じます。
気持ちのいい響きではありませんね。
Commented by elderman at 2007-02-10 23:30
mintogreenさん、なるほど。
陰険、陰謀、陰惨、陰湿などの「いん」かな。どれも裏っぽいですね。
「ちき」はそうですね、「こんこんちき」、「とんちき」などかな。(笑)
二つ合わせれば、ロクなもんじゃないね。あはは。


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