えるだま・・・世界の国から

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2007年 02月 09日

言葉シリーズ(5)ずさん

「ずさん」という言葉、「ずさんな会計」というような使われ方をしますね。漢字では、「杜撰」という難しい表記になります。ということは、中国の故事から来ている言葉かも知れません。まさか、北杜夫さんの選んだようなものという意味ではないでしょうからね。

「ずさん」の意味は、「①著作などで、典拠などが不確かで、いい加減なこと。②物事の仕方がぞんざいで、手落ちが多いこと。」と広辞苑にあります。なんだか私のブログを言われているようで耳が痛いですけど・・・(汗)

では、語源を調べてみましょう。語源由来辞典では、「杜撰の『杜』は、中国宋の『杜黙』という人物を表し、『撰』は詩文を作ることで、『杜黙』の作った詩は『律』(詩の様式)に合わないものが多かったという故事に由来するということが一説として紹介されています。

「ずさん」という響きも良いとは言えないでしょう。そこに持って来て、なにごともきっちりしていないと気がすまない日本人には、「ずさん」という言葉は、なにかの批判するには格好の表現のようです。「ずさんな管理」、「ずさんな仕事」、「ずさんな経営」などよく使われますね。

余談:
「ず」で始まる単語って悪いものばかりじゃないかなぁ。

ずるい、ずっこける、ずに乗る、ずうずうしい、ずけずけ、ずたずた、ずぶ、ず太い、ずべ公、ずぼら、ずらかる、ずんぐり、ずんどう・・・など

ずっしり、ずばり、ずば抜けている・・・これらは悪い意味じゃないですけどね
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by elderman | 2007-02-09 05:52 | えるだまの観察


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