えるだま・・・世界の国から

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2007年 02月 04日

経済大国、もう止めましょうよ

敗戦後、経済復興を遂げ、さらに突っ走ってきた日本ですが、もうそろそろ走るのをやめてもいいんじゃないでしょうか。円高は海外旅行には有利なものでありがたい面はありますが、円高で困っている分野もあります。食料の自給率が40%というのも一つの問題だと思います。

景気のいい自動車業界ですが、世界一の生産量を目指すというよりも生産台数を制限して、もうブランド価値があるのですから良質な自動車を供給するという道もあるのではないでしょうか。儲かった分を税金として収め、それが農業の保護に回っているというのなら、いかにも工業国日本としてのやり方らしいとは思います。

ところが、製造業における増産やサービス業における営業拡大なんていつまでもやっていると、残業ばかり多くなって、家族と過ごす時間や睡眠時間を犠牲にするなんて生活になってしまうでしょう。少子化というのは、こういう社会的問題が背景にあるのではないでしょうか。

少子化だけじゃなく、異常な犯罪やモラルの低下、いじめなどさまざまな問題の原因は同じではないかとすら思えます。負け組みになりたくない、子供を負け組みにしたくないなんて強迫観念があると、教育にお金を掛けなければならくて、その結果少子化になるし、そもそも子供を育てる喜びよりも苦痛の方が大きいというのでは、たくさんの子供を持てるはずがありません。

日本という小さな国ですから、米国に次ぐ経済大国なんて地位は気にしないで、それなりの経済規模でもっと人間らしい生活ができるようにしませんか。一旦上がった生活水準を落とすことは至難の業でしょうし、それを下げようという運動では実現は難しいと思います。

では、どうしたらいいか、もっと働く時間を制限したいですね。長時間働く人がいれば、負けたくないと一生懸命に働くというものでしょうから、どうも長時間労働を制限して、会社の儲けもほどほどにして、労働者にいい環境作りをしたらどうでしょうか。投資する人もより多くを儲けるというよりも、堅実に配当が得られるということで我慢できませんか。

一般国民は、マスメディアによる宣伝に踊らされずに、本当に自分のやりたいことをみつけて時間を楽しめるといいと思います。平日にコンサートに行ったり、映画を観たり、家族でレストランに行ったり、平日にトコトン働く現在では難しい話じゃないかな。余分なものはいらない、こういう決断は難しいのでしょうか。自転車で行けるところは車を使わない、それで健康も保てるでしょうし、環境汚染も少なくできます。

四季の移り変わりを味わって来たのが私たち日本人ですね。せめてそういう心の余裕が持てるような生活をしたいものです。もちろん、遮二無二働きたいという人はそれはそれでいいのでしょうが、負けたくないという動機では最小限の労働時間にしたいものです。働くことはいいことですが、働き過ぎというのは美徳ではないんじゃないかなぁ。勤勉を美徳とする考えを少し改めるといいかも知れません。働くために生きるのではなく、生きるために働くというのでいいんじゃないでしょうか。

生活が苦しいから働かなければならないという家もあるでしょう。こういう問題こそ政治で解決してもらいたいものですが、残念ながら現在は反対に企業優先の景気浮上策を進めているようです。個人個人の人生が犠牲になって支えている経済大国なんて、もう止めましょうよ。
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by elderman | 2007-02-04 14:24 | えるだまの観察


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