えるだま・・・世界の国から

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2006年 08月 11日

マレイシアの思い出(4)フレーザーヒル

マレイシアはイギリスの植民地だったのですが、当時の英国人は暑い気候に耐えられず、ハイランドでの避暑を求めたといいます。従ってクアラルンプールの近くにあるハイランドはどこも避暑地として頂上付近が開発されていました。クアラルンプールから近いところではゲンティン・ハイランド、そしてマックスウェル・ヒルという場所もあります。有名なキャメロン・ハイランドにも別荘地がありますが、ここはかなり遠くにあります。

今回のお話はフレーザーヒルです。フレーザーヒルに入ると、曲がりくねった道路が続いています。英国人が土木作業をする訳ではないので現地人がやったはずです。当時ではロクな機械もなかったはずですからさぞかし大変であっただろうと思われます。

フレーザーヒルまでの距離はクアラルンプールから150km程度しかないと思われますが、急カーブが多い山道であり、その上、道が悪いところが多くあります。さらに途中のある区間では道路幅が狭いために交互一方通行という通行制限もあり、結局数時間を要して目的地に着きました。

頂上に着く頃には高度のせいで気温が下がり、高温多湿の熱帯雨林気候から開放されました。頂上はかなり広く、まさに高原です。道路沿いにはいくつもの英国風の別荘が立ち並んでいました。目指すメリディアン・ホテルに着くと、チェックインの後、少しの休息をとることにしました。
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フレーザー・ヒルには花畑、別荘の他には見るところはあまりありません。自然の植生に興味があればかなり楽しめるでしょうが、急峻な九十九折れを苦労して登って来た割には見返りが少ないという人がいるかも知れません。こういうところでは、高地の空気の清々しさを味わえればいいと思えればいいのですけどね。
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着いたその日は、車で高原の別荘地やお花畑を見たりして過ごしました。メリディアン・ホテルは、名前は有名ですが、フレーザーヒルにあるものは三流ホテルのようなものでした。日が暮れると、行くところもなくなり、ホテルのレストランで限られたメニューの夕食をとりました。しかし、その後は寝るまでおしゃべりでもしているしかありませんでした。

翌日は自然遊歩道を行くことにしました。高原とは言え、歩くと汗ばんで来ます。細い遊歩道から広い道路に出ると、女子高校生の一団が騒いでいるのが見えました。水色の制服に肩を完全に覆うくらいの白い大きなトドンを被っています。髪を隠す目的のトドンというのは大きいほど信仰深く、清純に見えるものようです。
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女子高校生が騒いでいたのは、野生の猿のせいでした。野生の猿が木の実を食べながら、その殻を彼女たちに向けて投げているのです。因みに、オランウータンというのはマレイシア語(インドネシア語も同じ)で「森の人」という意味です。外国人のことは「オランアシン」と言い、「知らない人」という意味です。ともあれ、ここにいる猿はオランウータンではありませんでしたけどね。

最後の写真は、乗馬をするえるだまです。^^
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by elderman | 2006-08-11 06:34 | Comments(0)


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