えるだま・・・世界の国から

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2006年 08月 03日

浦島太郎の雑記(22)浪花の闘拳

面白いキャラクターが登場したものです。そしてついに世界チャンピオンになりました。悲願達成、おめでとうございます。独特なパフォーマンスで、普段はボクシングに興味のない人々たちまで惹きつけた功績は大きいと言えるでしょう。昨日の試合、よれよれで得た世界チャンピオンの座ですが、判定結果の発表の直後には紛れもない19歳の男子の姿がありました。

私は、ベネズエラに約2年間住んでいましたが、身近にミスターワールドを目指した男性がおり、またミスターワールドにも会ったことがあります。ミスターワールドに選ばれるためには、単に肉体美があるというだけではダメで品格、教養が求められます。南米の国々でこのような文化があると言えると思います。

亀田選手に敗れたチャンピオンのファン・ランダエタですが、彼の態度にそのような品格を見たのは私だけではないでしょう。亀田選手のなりふり構わないスタイルとは好対照なので一層際立ったような気がします。ランダエタのコメントの「彼にはボクサーとして、人間として、学ばなければならないことがたくさんある」というのには共感します。

私は、亀田選手に外国で試合をしても日本人として恥ずかしくないようなチャンピオンになってほしいと思います。まだ弱冠19歳ですから、これからは人間としての品格を身に着けていくものと期待します。「どんなもんじゃい!」というのは面白いパフォーマンスですが、ボクシングはスポーツですから試合以外では紳士でいてほしいと思います。

子供たちが憧れる世界チャンピオンですから、そういう視点も理解してほしいと思います。教育をした父親にそういう概念がないとしたらちょっと悲しいものがあります。厳しく育てられ、世界チャンピオンになる若者もいる中で、逆に放火して母親弟妹を殺してしまうという結果もあり、教育の難しさも感じさせられました。

亀田選手のプロレス並みのパフォーマンスは、お客さんへのサービス精神なのでしょう。メキシコ辺りでは受けるかも知れません。東アジアでも共感を呼ぶかも知れません。騎士道、紳士という文化を持つ欧米の文化圏では彼のパフォーマンスを受け入れてくれるかちょっと難しいような気がします。
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by elderman | 2006-08-03 12:17


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