2006年 07月 01日
地図上で見るとテヘランから近いカスピ海ですが、そこに行くには3000m級のアルボルズ山脈を越えなければなりません。それでも一番近いところまで3時間くらいで行けますから、日帰りは十分可能です。次男坊がイランに来たときをチャンスと思い、カスピ海を見に出掛けました。 この時の様子はこちらのブログにアップしたことがあるので、まずはそちらをご覧いただきたいと思います。 「カスピ海方面(1)イラン」 はこちらです。 「カスピ海方面(2)イラン」 はこちらです。 次男坊と一緒に行ったカスピ海方面ですが、宿泊地はラムサールにしました。実は、ラムサールという名前は、ラムサール条約という名称から知ってはいましたが、それがイランにあるとは夢にも思っていませんでした。ラムサール条約の正式名称は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」という長い名前です。 ともあれ、有名なラムサールがこのカスピ海周辺地域にあるということを知り、是非とも行ってみたくなったのです。動機は極めてミーハー的なものです。下調べもろくろくしてないし、予定のない旅行だったので自由度は高いのですが、予備勉強をしてないのは怠慢ですね。 ラムサールに着いても特別な変化は感じられませんでしたが、朝には湿地帯のツアーが用意されているとのことでした。この時は時間がなかったので体験できませんでしたが、また行ってみたいところです。 ラムサールホテルという名門ホテルに到着し、予約を入れていないにもかかわらず、宿泊の手配をしました。このホテルには休館と新館があります。日本人の私は、古くても格調高い休館に宿泊してみたくなりました。レセプションで尋ねるとあっさり了承されました。部屋を見せてほしいと言って休館を案内してもらいましたが、宿泊客がゼロのようで、どこでも照明のスイッチを探さなければなりませんでした。 結局、ラムサールホテルのラムサールという名前を付けられた部屋に決めました。一番いい部屋です。それでもベッドが3つあるので、次男、運転手と3人で宿泊するのには決して高い料金ではありません。まるで王族になったような気分でホテル一番のスイートルームを楽しんだのでした。もっとも家具など相当傷んでいていましたけどね。
by elderman
| 2006-07-01 10:12
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海外在住13年余、渡航国数は40か国です。海外在住と海外旅行の記事、世界の花の写真、エッセイなど盛りだくさんです。現在は日本在住です。★お気楽にコメントをいただければ大変嬉しく思います。 by elderman カレンダー
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