2006年 04月 06日

帰国して

実は、私が花に興味を持ち始めたのはイランに行ってからのことです。ですから、まだ3年程度しか修行を積んでいません。ということで、今回の帰国では、日本の草花をじっくりと観察できることが楽しくて仕方がありません。もちろん、海外での生活を始める前、長い期間を日本で生活していたのですが、その頃はもっぱら他に関心が向いていたせいで、身近な草花が目に入りませんでした。

なぜイランという国で草花に興味を持ったのでしょうか。最初の動機は、身近なところで咲いている花の名前をあまりにも知らないという自分を恥ずかしいと思ったことです。そして、さらにイランは砂漠のような気候の国ですから、花の種類がそれほど豊富ではないという背景があったからだと思います。それなら、全部の名前を覚えてやろうと思い立ったのでした。

ということで、私の草花の勉強は身近な植物から始まりました。雑草と呼ばれるようなものから調べ始めたのです。興味を持って観察していると、植物の面白さが分かって来ました。花というのは、植物の繁殖のため、種の保存のための活動の現われであり、さまざまな工夫が凝らされているということを知りました。

美しさ、香り、自家受粉の防止、花の咲く季節、種を飛散させるトリック、昆虫や動物などの利用などなど、興味は尽きません。そして、イランならではの降雨の少ない地域で逞しく生き延びている野草たち、さらに過酷な条件で生きる高山植物たち、それらの美しさを観賞しながら、生命力の逞しさに感動したものです。

今は春ですが、イランの冬ではほとんど花が見られません。そこで、私の関心は園芸植物に向けられました。本当は、マダガスカルに行って野生の草花を見たかったのですが、園芸植物の開発のメッカとも言えるオランダを旅行先に選んだのは、園芸植物に対する関心の延長でした。

園芸植物は美しいものだし、とても不思議な花たちにも出会えました。野生種の持っている特徴を強調させているという意味でも興味深いものです。

幸い、職業柄、熱帯の国に行くこともできるので、温帯の植物だけでなく、熱帯の植物まで観察できる機会を得ることができました。イランでは、花の画像を得ることができなくなったところでしたが、今では、日本、オランダ、タイの花の画像がPCにいっぱい貯まっていて、整理が追いつかないくらいになっています。

しばらくは、日本、オランダ、タイの花の画像をランダムにアップして行くことになりそうです。季節が過ぎてしまうのも興ざめですから、しばらくの間、各国の花の画像をお楽しみいただければ幸いです。
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by elderman | 2006-04-06 03:14 | 日々の雑感


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