えるだま・・・世界の国から

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2006年 03月 15日

イラン人について(2)

イラン人といってもいろいろな人がいますから一概に言うことは難しいのですが、割り合い多く見受けられるということでご容赦いただきたいと思います。私の解釈ですから、みなさんが同じように受け止められるとは限りませんけどね。

3.若者
 最近では、若い男女で手をつないでいるとうことは珍しいことでもなくなりましたが、公園などでガールハントをしようとしている若者などは、宗教警察に見咎められるようです。3年も前のことですが、当時、私は若い運転手を雇っていました。彼が公園でデートしていたら、捕まったという事例がありました。

 捕まると、婚約証明書のようなものを見せないといけないようです。この宗教警察というのは鋭いようで夫婦や秘書と使用人という組み合わせはちゃんと分かるようです。私がアツーサと公園に植物の写真を撮りに行っても変な職務質問を受けたことは一回もありませんでした。

 その若い運転手ですが、今はもう解雇してしまいましたが、3年前、一時的なことでしたが、大勢のガールフレンドを持っていました。 ホームパーティなどで知り合いになった女性をことごとく携帯電話に登録していたようで、頻繁にガールフレンドから電話が掛かって来ていました。やがて、彼は一人の女性をステディと決めたようで携帯電話は静かになったものです。

 彼の行動をみていると、まるで発情期のオスができるだけ多くのメスにちょっかいを掛けているように思えました。できるだけ大勢と付き合ってみて、本当に自分に合う相手をみつけるということは別に悪いことだとは思いませんが、ま、大変勢力でした。

 彼らにとってのストレス発散はもっぱらホームパーティのようです。ガンガン音楽をかけて一晩中踊り明かす。もちろん、アルコールの入った飲み物もありますよ。若者だけでは経済力がないので、粗悪品の蒸留酒をコーラで割って飲んだりしているようです。まだアルコール飲料の味も分からないのでしょう、いいウイスキーでもコーラで割ろうとしてしまいます。

 ちょっと長い休日が取れると、彼らはカスピ海方面に出掛けて行きます。彼らは「北」と表現していましたが、具体的にどの都市に行っているのかは分かりませんが、カスピ海周辺ではいろいろな取締りが緩やかなようです。ディスコで踊れるとか言っていたような気がします。

 イランの若者の社会問題は、麻薬中毒です。いい仕事にありつくことが難しいという社会状況のせいでしょうか、身近にある麻薬に手を伸ばしてしまうようです。日中麻薬でフラフラしている若者を見かけることはありませんが、イランの社会問題です。人口の多い若者のために新たな雇用創出ということで、イラン政府は頭を痛めています。

 イラン・イラク戦争のせいでしょう、生めよ増やせよという時期があって、現在20代の若者の人口が際立って多いのです。将来のイランを牽引していくのはこの若いグループになることでしょうが、現在山積している社会問題が解決されないと、いつまでも問題を抱えた国家のままになってしまいそうです。

 イランでは、男性は自由に行動できますが、独身女性の行動にはかなりの制約があります。ホームパーティくらいでしか、結婚相手をみつけられないようです。大学では男女共学ですから、いいと思うのですが、残念ながら若い男子が大学に行きたがらないという問題があります。

 結婚前の女性は、ドイツやオーストラリアへの留学を夢見つつも、その間に恋愛の相手をみつけ、結婚していくというのが現実のようです。結婚年齢は日本に比べれば相当低そうです。20-25歳くらいで結婚するのが普通にみえます。

(注)イランのホームパーティは、スカーフを外し、ヘソ出しやミニスカートというのはごく普通です。もちろん、そういう場でもスカーフを外さない女性もいます。
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by elderman | 2006-03-15 12:19 | えるだまの観察


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