えるだま・・・世界の国から

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2006年 03月 04日

英語らしく話すには

英語をペラペラ話したいという願望を持たれている方に参考になればと、少し考察してみようと思います。今回は英語らしさについてです。英語のネイティブからみたら日本語はどう感じられるかという観点から逆に考えてみたいと思います。

多分、米国人や英国人からみると、日本人の日本語は、一本調子で子音母音の繋がりに聴こえるかも知れません。もっとも口語では、いろいろ面白い表現が多いので戸惑っていることが多いかも知れませんけどね。

本題に入る前に、英語と米語の違いについて少し述べておきましょう。話す速度という点では英語の方が米語より速いと思います。米語ではセンテンスの中で伸びたり縮んだりというのが激しいので、結果的にはゆっくりと話しているように聴こえます。ブレア首相のような英語は聴きやすいけどまるで機関銃のようです。

私たちはハリウッド映画を多く観ているので、今日では米国語に大分馴らされているように思います。米語は一個一個の単語を聴き取るというよりも、全体の流れの中で意味をつかむ言語だという気がします。ですから、意図的に伸ばしたりするのは聴きやすくするための工夫と考えればいいと思います。

つまり、米語に関しては単語、一個一個に集中してヒアリングをしても意味がないということです。そうするには、聴こえない音が多過ぎます。例えば、「ユノワラミ?」・・・これはちゃんと書けば「ドゥ、ユー、ノウ、ホワット、アイ、ミーン?」と言うことになります。絶対に音としてすべては聴き取れないと思いますね。

「ユノワラミ?」は極端な例だとしても、米語では全体の流れが大事なようです。要するに、センテンスにリズムがあり、音程があるのです。音程についてはこの文章では表現し切れませんが、日本語のような同じ音程でないことは確かです。

例えば、「ホエア、アー、ユー、ゴーイング?」の場合ですが、「ゴーイング」のところの音程が上がるのが普通です。「ゴー」のところであって、尻上がりという意味ではありません。この場合は尻下がりです。音程が変わるのです。まるで歌のようですね。だから、英語のミュージカルはぴったり来るのだと思います。実際会話の中に音程があるのです。それを習得するのには、映画や歌でそのコツをつかむしかないかも知れません。現地に住むという有利さは、多分そこにあるのでしょう。

そして、大事なことが強弱です。伸ばしたり、縮めたり、その上さらに音の強弱まであるのです。この強弱と伸び縮みでリズムを作っていると言えるでしょう。自分で英語でしゃべって、このリズムが感じられたら、この段階は卒業でしょう。日本語では、センテンスの中での強弱は、よほどの強調がないと表現しないものです。でも、英語ではリズムを作るためにやっているという感じがします。そして多分、これが英語らしさの決め手ではないかと思っています。

CNNやBBCを見ていても、東アジア人ではこのリズムがあまり感じられません。難しいことかも知れませんが、その分挑戦する価値はあるでしょう。ひたすら英語でしゃべりまくり、リズムをつかむということをやらなければ身にはつきません。私は未だに満足にできませんが、流暢な英語を話したい方には是非お勧めの特訓です。

私の場合は、実はちょっと別なアプローチです。こちらが、ペラペラ話をしてしまうとネイティブがまるで仲間のように話をし始めてしまうからです。これは大変まずいので、できればたどたどしく英語を話して相手にこちらの実力を知らせたいのです。仕事の英語では、なんと思われようと、きちんと理解したいのでこういう戦略になります。ネイティブにはゆっくりと話をしてもらわないとね、理解が追いつきません。(汗)

スピーディなレスポンス(応答)ということでは、日常で英語を話す国にいないと訓練は難しいでしょう。日本で家庭教師に四六時中ついていてもらう訳にはいかないでしょう。恋人が英語を話す人だと語学力が向上するという話は、そういう意味では正しいのですが、ある程度付き合いが長くなると、すべてを話さなくても相手が理解してしまうので、さらなる語学の練習にはならないものです。(苦笑)
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by elderman | 2006-03-04 11:59 | えるだまの観察


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