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2006年 03月 03日

バルセロナ旅行(第五日目)

 バルセロナの休暇もまるまる4日が経過しました。たっぷり、のんびりと言う感じです。そこで、5日目はエクスカーション(小旅行)の日にしました。電車で一時間かかる少し南にあるタラゴナという町を観光することにしたのです。私はスペインだと言語にあまり困らないのでどこにでも行けるのが強みです。

 鉄道は地下鉄の路線とは別にあります。市街地では地下鉄になっているので見分けにくいのですが、ちゃんと表示がなされています。鉄道の駅はあちこちあるのですが、一番近いパッサーヘ・デ・グラシアという駅から乗ることにしました。料金は一人700円くらいですから日本と同じ程度でしょうか。一等、二等とかあると思ったのですが、聞かれなかったので多分ないのでしょう。

 電車は地中海の海岸線のぎりぎりを走るもので、とても地中海が綺麗でした。タラゴナの町は人口11万人という小さな町です。そこにローマ時代の遺跡があるそうです。王様のお城と円形競技場が2000年という時代を過ごして残っているのです。ローマ時代の遺跡はローマでフォノ・ロマーノ、コロッセオなどを見たことがありますが、このスペインの地で見られるとは予想していませんでした。

 昨日までの雨模様の天気とはうって変わってこの日は快晴です。天気が悪ければこの小旅行は変更していますから今回のような予定のない休暇のいいところです。普通の観光客は海岸線から観光を開始すると思うのですが、我々は市街地から一気に一番高いところにある古い教会から観光することにしました。最後に海に出ればそこで美味しいものにありつけるだろうというのが私の計算でした。

 小さな町なので迷うこともなく、丘の上にあるカテドラルに辿り着けました。12世紀の建築物であるカテドラルはゴシック様式の典型的なものです。ローマ時代には神殿があったそうです。教会の内部には様々な凝った装飾が施されています。教会の周辺にはいたるところにローマ時代の名残がみられるので、考古学の道というような名前がつけられています。

 王様のお城だったと思われるところは考古学博物館になっていましたが、月曜日なので閉館でした。円形競技場も同じく閉館ということで外から眺めることしかできませんでした。円形競技場では映画グラディエーターを思い出していたことは言うまでもないでしょう。猛獣との戦いや、剣闘士同士の戦いが繰り広げられた場所ですからね。

 タラゴナには少し離れたところにローマ時代の水道橋が残っています。高さ26m、全長217mが残っているということですが、私はその水道橋の上を歩くことができました。家内は怖いといって来ませんでしたが・・・ 幅1mもある立派な橋なのですけどね。

 実はこの時に乗ったタクシーの運転手にスペインには5つの言語があるということを聞くことが出来たのです。公共施設に書いてある知らない言語はカタルーニャ語だということを知りました。スペイン語のことはカスティジャーノと言って区別しているし、他にバスク語などがあるとのことでした。

 海に出て計算が違ったのはレストランがみつからないことでした。やれやれシーズンオフであったか・・・ しょうがないので、駅の周辺でみつけた中華レストランに入ることにしました。今回のスペイン滞在では最終的に日本食レストランには一度もいかなかったのですが、最大の理由はその営業時間でしょう。昼食は1時半からだし、夕食は8時半からです。それまでにお腹が空いてしまうので、バールで食事は終わらせてしまうということになります。

 中華レストランでは、焼き餃子とシュウマイ、ワンタン・スープ、チャーハン、日本酒を楽しみました。BGMが日本の古い音楽だったのが奇妙でした。ここの人たちには日本も中国も差がないのかも知れません。食事を終えて、タラゴナからバルセロナに戻ります。半日旅行というところでした。

 ホテルの近くで、ラ・ランブラ通りに面したところにサン・ジュセップ市場というのがあります。果物、野菜、チーズ、ハム、魚などいろいろなものが売られています。もちろんいつもごった返している場所です。そこにあるバールなら美味いはずと食べることを楽しみにしていたのですが、夜に行くとどこも閉まっていました。どうやら営業はお昼の時間だけのようです。

 家内は柿1個と金柑みたいなものをひとつかみ買いましたが、700円もしたので物価としてはそれほど安くないようです。お土産にハムを、でもこれも安くなかったです。バルセロナの典型的な料理としてまだ食べてないものに、小魚のフライ(ペスカディート・フリート)と普通のパエリアが残っていました。ホテルの近くのシーフード・レストランでようやく小魚のフライにありつくことができました。カタクチイワシのフライだと思います。酸味の利いた白ワインとの相性もよく、楽しめました。

 バルセロナでの休暇も残すところ後1日。よく歩きました。翌日は観光で残した場所の訪問とお土産を買うだけです。

(タラゴナのカテドラル)
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(タラゴナの水道橋)
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(ローマ時代の円形競技場)
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 バルセロナではカメラを盗まれてしまったため画像がありません。引用した画像は「地球の歩き方」からです。
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by elderman | 2006-03-03 00:26 | Comments(0)


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