えるだま・・・世界の国から

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2006年 02月 23日

バルセロナ旅行(第1日目)(前編)

 「成田空港から一人の女性が飛行機に乗って、私に逢うためにスペインのバルセロナまではるばるとやって来る」そんなロマンティックなことを考えていましたが、家内と二人きりで旅行するなんて新婚旅行以来かも知れません。結婚して25年を過ぎましたから銀婚式旅行あるいはフルムーン旅行と言うことになります。私はイランからバルセロナに向いますが、せいぜい7時間程度の旅です。

 家内のバルセロナ到着は午前9時半の予定、私は11時半の予定でした。幸い両者とも予定通りに到着することができました。家内はパリ経由、私はミラノ経由ですから飛行機の大幅な遅れは想定していませんでしたが、家内は空港で無事に会えるかどうか心配していたようです。

 私は普通どおりにパスポート・コントロールを済まし、出口に急ぎましたが、なんとそこの担当官にどこから来たかと聞かれ、イランからだと答えたからでしょうか、荷物を開けるように言われました。ちゃんと人を見分ける目を持ちなさいとブツブツ英語で文句を言いながら支持に従いましたが、一刻も早く家内に会いたいという時に予想外の不愉快なことでした。

 その様子を家内は出口で見ていて、どうして私が荷物を調べられているのか不思議に思っていたようです。そもそもEUの国に入るときにそのような検査を受けるので、その後のEU各国内での移動は国内移動と同じ感覚のはずだったのですけど・・・

 私が出口に向かうと、そこでは既に家内が嬉しそうな表情で私を待ち受けていました。ところが家内はスーツケースが紛失してしまい、手ぶらの状態でした。それでも無事に合流できたのでほっとしたのでしょう、スーツケースのことはあまり苦にしてないようでした。パリからの輸送ミスなら多数の便があるので直ぐにホテルに届けてもらえるだろうけど、日本からの輸送ミスだと1日は待たないといけないことになりそうです。

 化粧品もないし、着替えもないという状態で、困ったものですが、北欧で私が荷物を受け取れなかったときには、歯磨きセットや下着の替えなどをもらったものですが、それは料金の高いスカンジナビア航空だからだったかもしれないし、スペインの航空会社でないからそこまでのサービスがないのかも知れません。

 この件に関する家内のぼやきはほとんどなく、きっとこのフルムーン旅行を楽しいものにしたいという気持ちがあったのでしょう、「必要なものは買えばいいさ」ということでともあれ順調な滑り出しということになりました。ところが到着したのが12月25日でしたから、普通のお店は25日、26日と閉まっているということを後から知りました。

 ホテルに着いて私はいつものように、そのホテルが気に入れば部屋をアップグレードします。家内と二人きりの滅多にない休暇ですからこの際少々の出費はなんでもないでしょう。実際にセミスイートルームを見せてもらうと、家内は「素敵な部屋ね」と気に入ったようです。そうして我々は繁華街を見下ろせる2階の部屋に落ち着きました。幸いに家内はこういう時に「もったいない」とか「無駄な出費」とか言うことありません。当然のことと思っているのか、気にしていないのか、そこのところはよく分かりませんが、外国でのことはすべて私に任せているということなのかも知れません。

 ちょっと休憩をしてから、お腹が空いたので昼食にします。少し歩いて探しましたが、レストランらしいところがないので、空腹をしのぐためにバールという食堂のようなところに入りました。家内は初めてのスペインで興味津々のようです。私がスペイン語を話すと愛想のいいウエイターのおじさんがますます愛想がよくなりました。

 私の注文は、赤のハウスワインとタコ料理、料理の名前はガリシア風タコというのですが、茹でたタコにパプリカとオリーブ油で調理した簡単なものです。ところがこれが実に美味しいのです。「やったね、スペインだ」と素直に喜びます。ワインも地元の典型的なものらしく赤紫色が強いもののあっさりした味のものでした。このバール、地元の人しか入らないようなバールなので、これが地元の味だという楽しみ方もできました。

 家内はワインが軽くて美味しいと言い、いつもらしくなく大目に飲んでいました。タコも一緒に頼んだトルティージャ・デ・パタータ(ポテト入り玉子焼き)も美味しく、まずは印象のいいバルセロナ休暇の始まりです。

 ところがこのワインのせいか、時差のせいか、年末で仕事が多忙だったせいか、長時間旅行の疲れか、家内はホテルに戻るとそのままダウン。やれやれ眠っちゃったわい・・・・ ということで元気な私は一人で現地の下見を開始することにしました。

 ホテルは繁華街のど真ん中にあり、目抜き通りに面しています。我々の部屋の反対側には5星ホテルがありますが、そのホテルの建物につけられたクリスマスの飾り付けが綺麗です。目抜き通りの中央部は広い石畳の歩道になっていて、そこは大勢の人々で賑わっています。クリスマスの休日なので、家族連れ、アベック、観光客、そして大道芸の人たちが出ています。

 この目抜き通りの名前は「ラ・ランブラ」と言います。スズカケの木の並木道で6階建ての建築物に囲まれていてなかなか雰囲気のある歩道です。車道もあるのですが、歩道の方がはるかに広く、車は遠慮して動いているように見えます。この人ごみでは危なくてしょうがないから、急ぐ車はそもそもこの道路には進入して来ないのでしょう。

バルセロナではカメラを盗まれてしまったため画像がありません。引用している画像は下記の本からです。
”Barcelona the city of Gaudi”
”Park Guell Gaudi's Utopia, Josep M. Carandell, Pere Vivas”
”El Temple de la Sagrada Familia, Josep M. Carandell, Pere Vivas”
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by elderman | 2006-02-23 00:29 | Comments(6)
Commented by 宇宙和里 at 2006-02-23 09:01 x
相手が誰であれ、”ロマンティック”に旅を楽しめるのは、うらやましいことです。(結婚制度にあれこれケチをつける私ですが、互いに満足してその関係に収まっている方々に文句を言うつもりはありませんから~^^~)。 >> 当然のことと思っているのか、気にしていないのか、>> こういうところで価値観が合うというか、黙って丸く収まるというのは、奥様との相性がいいってことなんでしょうか~。 美味しそうなバルセロナ、それだけで旅が一つラックアップしそうですね^^。
Commented by elderman at 2006-02-23 12:35
宇宙和里さん、配偶者というのはやはり一番大事な人ですから。^^
会うまではわくわくしているものです。会ってしまうといつも一緒にいるような気になってしまいますけど・・・
バルセロナは見所が多いので、今回はバルセロナだけを拠点にしてのんびり過ごすことにしました。食べ物が美味しいことも楽しみです。^^
Commented by untikusai at 2006-02-23 21:48 x
あれあれ、カメラ無しですか。チョット辛いですね。さすが天下に名だたるバルセロナです。旅慣れてるえるだまさんも、逆らえない状況のようですね。この際奥様を楽しませることだけ考えて、エスコートに徹してくださいな。(*^_^*)
Commented by elderman at 2006-02-23 21:51
untikusaiさん、こんばんは。^^
バルセロナでの最終日にカメラを盗まれてしまいました。(涙)
300枚以上撮影したんですからせめてメモリーだけは置いていってほしいものです。とほほ
Commented by kaze at 2006-02-24 18:05 x
あのキヤノンのカメラを盗まれたのでしょうか。
ショックですね。
なにより撮った写真が無くなった方がつらいですね。
お気の毒です。
Commented by elderman at 2006-02-24 18:12
kazeさん、キャノンはキャノンでもコンパクト・デジカメですから、
カメラ自体は大分古かったし、たいして痛くはないのですが、
300枚以上も撮影した最後の最後に盗まれてしまったことが何よりも悔しいことです。


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