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えるだま・・・世界の国から

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2006年 01月 23日

仏教徒だと実感するとき

真面目な話ではありませんので、その点よろしくお願いします。外国生活が長い私ですが、意外なときに自分が仏教徒なんだなぁと感じることがあります。今回はそのお話です。

キリスト教徒もイスラム教徒も、多分ユダヤ教徒もでしょう、天国に行けるのは人間だけのようです。ペットの話、特にペットの死んだ場合の話をするとその辺のことがはっきりします。イスラム教徒は動物が死んでもお墓はまず作りません。ポイッと捨てるだけです。これに抵抗を感じるというのは多分自分が仏教徒だからなのでしょう。

そこで、私がイラン人に訊きます。
「動物は天国に行けないの?」
答えは簡単です。
「天国に行けるのは人間だけです」

私は、「はて?」と考え次の質問をします。
「では、ペットを愛している人が天国に行っても、ペットがいなくては地獄になるのでは?」
すると、苦しい答えが返って来ます。
「そういう人には、天国にペットもいるのです」

天国に行けるペットもいるし、行けないペットもいるようで・・・

仏教徒には人間と動物との区別はあまりないのですが、イスラム教やキリスト教ではまったく別なもののようです。私は仏教徒なのでしょう、イスラム教徒やキリスト教徒の話を聞くと違和感を持ってしまいます。

ところで仏教徒でもどうなんでしょうねぇ。動物は天国に行けるとしたら、植物はどうなんでしょう?動物だけだとしたら、動物と植物の境目の生き物みたいなのはどうなるんでしょうねぇ。こちらは仏教徒としての疑問です。(苦笑)

秘書のアツーサにこの前訊いたけど、「ネアンデルタール人って天国にいけるのかな?」(笑)
どこにでも境界領域の問題は避けられないようです。

それから、イスラム教徒に一番訊きたいこと・・・ 「天国ではたっぷりワインを飲めるの?」
ま、これは訊けませんね。(笑)

by elderman | 2006-01-23 00:00 | えるだまの観察


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