えるだま・・・世界の国から

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2005年 11月 23日

タイ編(2)女性の運命

バンコクはタイじゃないですね、巨大な国際都市です。タイを語るなら、バンコクを離れないといけません。真のタイ人の生活は見えてこないですね。小数民族の住む地方もありますが、なんと言っても広大な東北地方(イサーン)に住んでいるタイ人の生活を知る必要があるでしょう。

イサーンでは、現金収入がないのです。未だに物々交換の世界にあります。あるものは米だけです。毎日の水汲みも女性の重要な仕事という状況なんです。たんぱく質が不足するので何でも食べます。今、バンコクでは昆虫食ブームですが、これらはイサーンの生活から来たものでしょう。中国でも昆虫を食べるし、日本でもイナゴの佃煮、蜂の子などがありますよね。

今回は昆虫食の話題ではありません。タイ女性の運命が話題です。このような過酷な生活環境で生まれた女性は、バンコクに仕事を求めて出てきます。もっと貧しい地域での人身売買の話はありますが、それはまた別な話題ということにしておきましょう。

女性の適正に応じて、セックス産業、居酒屋、カラオケ・クラブ、メイド、マッサージなどに分かれて仕事をすることになります。なんの取り柄もないとマッサージでしょうか。英語を話すメイドでも月給は2万円程度だし、居酒屋だと1万円程度です。バスに10円程度で乗れるし、食べ物は安いとは言え、さすがに生活はきついですね。

バンコクで働く女性はだいたいがイサーンの出身ですが、南部の方からの出稼ぎ女性もみられます。お金持ちの家に生まれたタイ女性は、いい大学に入って、いい仕事に就けますが、タイの田舎に生まれた女性は、十分な教育も受けられず、若いうちからバンコクで出稼ぎです。なんとも運命としかいいようがないですね・・・。
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by elderman | 2005-11-23 11:55


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