2012年 10月 05日

ダーツの考察(8)

ダーツに興味を持った最大の関心事は「どうして狙ったところに当てられるようになるのか」ということで、このことについてずっと考えて来ました。

ダーツのセットアップをみるといかにも狙っているかのようにみえますが、スローの際にセットアップの位置を通過することは決してありません。ダーツは重力に逆らって直線で飛ぶことはできませんから、セットアップの位置に戻ったら必ず的の下にしか行かないはずです。

ですから、セットアップは照準を合わせるというよりも他の目的のために行っていると考えるのが妥当な気がします。例えば、ダーツの方向を正しく的に向ける、左右のブレをなくすための通過ラインのイメージを作る、スローの前のルーチン化、などかな。

では、的を狙うという行為はどこから来るのでしょうか?これが大きな疑問です。ダーツを離れて野球で考えてみました。ピッチャーが投げる投球や外野手の返球、これらのどれも照準らしきものはありません。

となると、野球の投球はすべて「勘」のなせる業なのでしょうか?人間の持つ能力の奥深さというべきものなのかも知れません。

そこで一つの仮説を思いつきました。的を狙う行為は「スロー自体」の中に存在するというものです。ダーツでもボーリングでもそうですが、意思に反したスローをすると腕や指が反射的に修正しようとするのでしょう、その結果として不思議なフィニッシュになります。この反応こそが仮説の傍証ではないかと考えています。

ダーツでもボーリングでもこの反射的な運動は極めて短時間で起きます。実際に何が起きているのか自覚できないくらいです。プロの場合はフォームが安定しているので、このような奇妙なフィニッシュは見られず、いつも決まったフィニッシュができるのだと思います。

ということで、テイクバックからリリース、フィニッシュに至るまでの動きについて集中して観察してみたいと考えています。

そして、同時に別なテーマである「すべてが加減されている」のがいいのか、「限界に近い状態を利用する」のがいいのかということについても検討してみたいと思います。




新たな目標「ブル2本!」(3スローで)・・・光が見えたかも。ゴルフでは何回も開眼したような気分になったことがあるから、ま、あてにはならないけどね。w

でも、ゴルフでもそうでしたが、ゆっくりとテイクバックできるようになってグンとアベレージが上がったことを覚えています。今回のダーツもそうです。前述の「的を狙う行為はスロー自体の中に存在する」という意識を徹底したらブル2本がよく入るようになりました。3本入ることもあります。

まだまだ先は長そうですが、とりあえず自分のダーツというものがみえてきたような気がします。

[PR]

by elderman | 2012-10-05 09:04 | えるだまの観察


<< 無題      ダーツの考察(7) >>