えるだま・・・世界の国から

elderman.exblog.jp
ブログトップ
2005年 11月 12日

ホー・チ・ミン廟など(ベトナム)

ベトナムの二日目、いよいよ市内観光です。実は私は前日の昼食後に英語の話せるガイドを手配しておいたのです。多分朝の9時頃には出かけたくなるだろうと読んでホテルに来るように手配しておきました。ベトナム人のガイドは英語は話せますが、普段はオートバイで外国人観光客を案内しているようでした。

私がオートバイに乗るのは嫌だと言うとガイドを引き受けてくれたのです。私としてはタクシーの運転手が英語を話せないので苦肉の策という訳です。翌日になってガイドを探すというのではちょっと時間の無駄になりそうなので、前日に手配できればと考えていました。

ところがこのガイド、素直そうな顔をしているけどなかなかの曲者でして、外国人観光客からたくさんお金をとろうしているのがよく分かりました。こちらもタヌキですから、こちらの踏む値段で支払ってやろうと考えていたことは言うまでもありません。タクシーは7時間の市内観光で50ドルという話にしました。これは安いですね。ガイドに50ドル払っても合計で100ドルということになります。仮に200ドルでも問題はありませんが、現地の相場というものがあるでしょう。

こうして翌日の市内観光はガイドとの化かし合いで始まったのです。ガイドは友人のタクシーを呼んで来ました。私たちは早速ホー・チ・ミン廟に向かいました。実際のところ私はホー・チ・ミン氏の功績にそれほど興味がないので廟が金曜日で休館していても気にもなりませんでした。彼の遺体を見たところで仕方ありませんからね。

タクシーから降りて出たところは「バーディン広場」でした。左手にホー・チ・ミン廟、右手に国会議事堂が見えています。私は、実はこの時に国会議事堂であることは知りませんでした。共産党の建物かなと思っていたくらいです。国会議事堂というには少し質素な建物に見えます。ベトナムでは新しく国会議事堂を建てる計画があるそうです。
e0031500_07748.jpg

e0031500_074757.jpg

e0031500_083089.jpg

公園の入り口ではガイドにチケットを買ってもらいその料金をきっちり払う作戦に出ました。ガイドはあとでまとめてでいいなんて言っていますが、その手に乗ると後で何倍になって請求されるか分かったものではありません。もちろんガイドには入場料は必要ありません。

私たちはホー・チ・ミン廟の前を過ぎて、公園のような場所に入って行きました。公園の入り口の右側には現在の大統領官邸が見えていました。黄色はベトナム人にとって高貴な色だとのことです。さらに公園の中を進むと、ホー・チ・ミン氏の家と執務室が展示されていました。執務室はやはり黄色い塗装が施されていました。
e0031500_093480.jpg

ホー・チ・ミン氏の家は質素なもので、自然を愛し、庶民的であったというホー・チ・ミン氏らしいもののように見受けられました。国の指導者というものはこうでなければならないと思います。イランの元大統領が一代で財を成したのとは大違いです。戦争しながら儲けている大統領などに至っては論外というものでしょう。
e0031500_0105160.jpg

ホー・チ・ミン氏は1890年生まれで1969年に亡くなっていますが、1945年にベトナムが独立宣言したときの指導者です。実際の独立は1954年のジュネーブ協定を待たなければいけませんでした。
[PR]

by elderman | 2005-11-12 00:11 | Comments(12)
Commented by japonikk-la at 2005-11-12 07:09
ベトナム人は黄色がお好き? じゃあ、日本人も?
Commented by 宇宙和里 at 2005-11-12 09:32 x
おはようございます。 そういえば、オーストリアの、、、あの夏の離宮、シェーンブルンでしたっけ? あれも黄色ですね。マリア・テレジアの黄色だとか~。 黄色って高貴な色?(確かに、曹洞宗の偉い僧侶の衣も、黄色ですね。) なんでだろう??? それよりは、ムラサキ、って私は思うけどな=(でも、ムラサキの壁だと、ちょっと、恐いかも^^)。
Commented by elderman at 2005-11-12 11:02
japonikk-laさん、どうなんでしょうねぇ。
日本では黄色い壁の色というのは見かけませんね。私はベトナム人の明るい色彩を好むということが根は明るい国民性なのではないかと感じました。それにしてもベトナムの歴史をみると明るい時代がほとんどないようで気の毒に思えてしまいます。
Commented by elderman at 2005-11-12 11:05
宇宙和里さん、おはようございます。^^
オーストリアの離宮は見たことがありませんが、黄色ということだと塗装なのでしょうか。ヨーロッパの建築は石造りが多いから黄色という建物は自然には作れないでしょうね。
紫色は貴金属のような色彩ですから大きな面には向かないんじゃないでしょうか。少量使用して一層映えるような気がします。大勢いる坊さんの中で一人だけ紫の衣というのは高貴でしょうね。
Commented by japonikk-la at 2005-11-12 13:33
えるだまさん、私は日本人は黄色人種だからベトナム人にも好かれるかなっていう意味でした。日本人が黄色が好きかどうかでなくって。
ちなみに色としては私も黄色が好き。平和とか友好とかっていう色ではなかったでしたっけ??
Commented by ショコポチ at 2005-11-12 16:36 x
ベトナムの人は、全体的に質素好きなのかしら?どの風景を見ても、好感を抱いてしまいます。ギンギンギラギラが苦手なので。
ガイドさんとのやりとり、さすがえるだまさんですね。うちのダンナは、桂州(中国)で観光用の渡し舟に乗ったとき、同行した友人が、相場の10倍の値段を止める間もなく払ってしまったとかで、今でも悔やんでいます。人の金でも惜しいんです(笑)
Commented by elderman at 2005-11-12 22:09
japonikk-laさん、あはは。^^
日本人って黄色いですか。(笑) 黄疸かな。(爆)
ベトナム人だって黄色人種でしょ。同類かな。
歴史的には日本とはいろいろありましたけどね。好かれる理由はあんまりないのが残念なところです。
Commented by elderman at 2005-11-12 22:13
ショコポチさん、その印象、これから変わるかもよ。^^
しばらくベトナム特集を続けるのでどうぞお付き合いくださいね。
曲者ガイドとの話はまだ続きます。(笑)
Commented by kaze at 2005-11-13 07:25 x
この話まだ続くのですね。
ガイドに支払った金額の結果が気になりますね。
えるだまさんの巧みな交渉術参考になります。
続きが楽しみ。
Commented by elderman at 2005-11-13 10:03
kazeさん、はい、ちょっと息抜きをしましたが、この日の市内観光のお話は小説のように続いています。^^
Commented by 猫姫少佐現品限り at 2005-11-13 12:00 x
黄色い建物、かわいい~!!おとぎの国みたい。
うちの姉君も、黄色がラッキーカラーとか言って、食器棚は黄色系なのですが、ここまでの原色は、、、
塗装だったら、すぐに剥げそう、、、
Commented by elderman at 2005-11-13 12:12
猫姫さん、そうですね。^^
黄色い建物ってあまり見ないせいか新鮮味がありますね。しかも親しみが感じられます。権威の象徴のような建物にこそ使用すべき色なのかも知れません。太陽の色が黄白色なので、やはりラッキーカラーなのかもね。^^


<< ベトナムの花(4)アサヒカズラ      マクロレンズの世界(1)ダリア >>