えるだま・・・世界の国から

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2005年 10月 08日

日本人の特殊性(33)日本人男性って

先日、秘書のアツーサに言われたことがあります。「日本人の男性よりイラン人の男性の方がいい」だって・・・ これにはカチンと来ましたが、冷静に考えると日本人男性って女性に誇れるような長所ってないみたいで・・・(汗) 今日は秘書の意見に同意してしまいました。

イラン人男性の方が家庭を大事にするし、女性に対する扱いも優しいし、子供と接する時間も長い・・・ どうにも日本人男性の出る幕がなさそうです。男性同士の比較ではありませんよ、女性、主婦からみた場合どうかってことなんですけどね。

つまり、日本人男性というのは女性や家族のためにというよりは、日本の男性には100%ベストを尽くして働けるという環境が揃えられているということなのではないかと思われるのです。天然資源のない国、日本人労働者の宿命のようにも思えます。

それでも私も日本男児の端くれ、どこかに日本人男性の長所ってないのかと一生懸命考えたのです。しかし残念ながら、イラン人秘書を説得できるような長所はどこにもありませんでした。つまり、日本というのは、それだけ男性社会であり、男性が働きやすいようなシステム、価値観が確立されているのだと改めて思いました。

私は悔しさ紛れに秘書に言いました、日本には「亭主、元気で留守がいい」というような言い回しもあるよってね。要するに夫は一生懸命稼いで家庭のためにお金を運んでくれればいいというものです。この感覚はイラン人の彼女には理解できないようでした。

国際人「えるだま」としてはなんとか逆襲してみたいところです。ゴジラ映画だって逆襲がキャッチコピーですもの・・・(関係ないか) そして、私が最後に言ったことで、彼女の表情が変わりました。さあ、謎解きが好きな方はここで読むのを止めて考えてみてくださいな。いったい私は何を言ったのでしょう。^^



私が言ったことは、「日本の亭主のほとんどは給料の全額を奥様に渡し、自分では小遣いを奥様にお願いしないといけない」。これです、多分ほとんどの日本人家庭がこのシステムではないでしょうか・・・ 私のところは結婚してからもこのシステムは採用しておりませんけど。

すると彼女の顔色が変わりました。そうなんです、家庭の経費などを管理するのは旦那の役割りというのが世界では常識なんです。日本のシステムが特殊なんですね。奥様に家計一切を取り仕切るという権限を与えられるというのは多分日本人の特殊性と言ってもいいでしょう。

欧米では財布の紐の管理は男性が普通です。考えてみれば稼いで来た人が管理するというのは当然に思えますね。しかし、日本の場合は完全に違っています。稼ぐのは亭主、管理するのは奥様、そういうのが一般的なようです。(私のところが違うのでどうしても一般論になってしまいます、私は自分の給料を一回も家内に渡したことがありません。汗)

日本の亭主族のなかには100円亭主ってのもあってね・・・ などなど日本の亭主族の悲哀を笑い話にした後、私は言いました。「私は女性にとっての日本人男性のよさというものをみつけることはできなかったけど、間接的に今の日本の生活水準を作り上げたのはそういう日本人男性たちなんだということは言える。イラン人男性がいいというということは、今のイランの生活水準で満足しているということになるけど、それでもいいの?この現状はイラン人男性が作り出したものじゃないの?」

そう訊かれても、明快な答えってないですよね。できればイラン人のように時間をたっぷり使い、家族と一緒に過ごし、日本人のように何でも手に入る国にいて、十分な給料が得られる・・・ そんな生活が望ましいのでしょうけど、なかなかそうはいかないもののようです。
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by elderman | 2005-10-08 11:43 | えるだま雑記【案内画面】


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