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2005年 09月 30日

日本人の特殊性(28):セックス産業

何でも自由に思われそうな米国ですが、ことセックスに関しては非常に保守的な面があります。未成年から徹底的に隔離しようとする規制は徹底しています。クリスチャンの精神性からだと思います。南米でもポルノ誌はどこでも売られているものの、ちゃんと表紙が見えないようにしてあります。日本ではこの点ルーズな面があるのは否めないことです。

文化的に進んでいると思われるヨーロッパでは、ホモ・レズがその権利を主張してパレードを行い、デモンストレーションをやっていたことがありました。私がドイツのケルンを仕事で訪れていたときにちょうど出くわしました。異様なテーマではありますが、お祭り騒ぎのような雰囲気で妙に明るいものでした。大聖堂で有名なケルンですが、その町には「おとなのおもちゃ」みたいな店が軒を連ねていたりして、なんとも奇妙に思えたものです。

ドイツにはあちこちの国から出稼ぎに来ているので、セックス産業も盛んなのでしょう。厳格なドイツ人気質の別な面を見るような気がしました。非合法なのかどうかは分かりませんがベルリンの街中にも怪しげな店がありました。好奇心旺盛な私は、ドアーにある小さな窓から「入れるか?」と聞いてみたものです。まるでマフィアのアジトに入るようなぞくぞくする気分でしたが、あっさりと中に入れてもらえました。でも中はなんてことのない、ハリウッド映画にあるようなスネーク・ショーをやっているポルノ・バーでした。この程度ならアメリカ大陸ではどこにでもある代物です。ベルリン滞在中に飲みに行った店では、モロッコ人、ポーランド人のダンサーやら娼婦を見かけました。本当に出稼ぎが多いのだと思ったし、簡単に稼げる商売としてセックス産業があるということを確認せざるを得なかったです。ということで表面には出ないけど、先進国ではなんでもありということが現実のようです。

売春で有名なタイ国では、一般庶民はそのような印象とはまったく反対の保守的な環境で育っています。自国のセックス産業の存在は知っていても、それらを激しく嫌悪しているのがよく分かります。ちょっと前には人身売買などでニュースになったタイですが、最近はバンコクで育った一般の女性までがセックス産業に簡単に入ってきているようです。連れ出しもできるクラブでホステスを指名したら大学卒業だったことがありますが、まだ3日という話を聞いて、セブンイレブンの売り子でもいいからこういう仕事から足を洗うように諭したものです。翌日から辞めると言ってましたが、どうなったでしょうか・・・

イスラムの国々はセックスに関しては極めて保守的です。女性の髪の毛を隠すという行為からも窺えることでしょう。しかしセックス産業は一次欲求を満たすものですから、規制してもなくなるものではないようで、マレイシアでもイランでも夜道端に立つコールガールというものはいるものです。宗教警察が監視していても一向になくならないようです。外国人がうっかり手を出したりすると国外追放になってしまうので、私はそれ以上のことは分かりません。

米国によって占領されたイラクではポルノショップが大流行というのはもう周知のことと思います。イラクの信仰心の厚い人たちでしょうか、それを嘆いて爆弾テロを行ったりしています。映画館も今ではポルノ映画ばかりという様子です。今まで禁じられていたものですから、しょうがないと言えばしょうがないのでしょうが、どうにも一次欲求は宗教よりも強いようですね。

統制の厳しいイランですが、インターネットは妙なサイトへのアクセスは時々アクセス禁止などの介入が入りますが、そんなことをしてもサイトなんて次から次へと出てきますからほとんど意味がないでしょう。そういう意味ではイラン人は免疫というか抵抗力があるので、ポルノが解禁されたとしてもイラクのようなことにはならないと思っています。いいんだか、悪いんだか。

インターネットのお陰で、ポルノ雑誌の会社が閉鎖になることろが出てきました。技術の進歩というのはいろいろな分野でも栄枯盛衰をもたらすものです。米国ではインターネットを使ってオフィスからポルノ・サイトにアクセスしている人の割合が高いということで問題になったりしています。新しい社会問題も起きているようです。
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by elderman | 2005-09-30 12:22 | えるだま雑記【案内画面】


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